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今年の4月号で休刊が決まっていたフォーサイト。

フォーサイト休刊 - Yuhsuke Ooi's weblog

それがなんと、今夏にウェブ版がスタートだと!

ウェブ版「フォーサイト」今夏スタートのお知らせ|新潮社

でもまだ価格とか配信形態とか対象デバイスとかは全然決まっていないみたい。それどころかこのアンケートを見る限り、有料のウェブ雑誌という戦略のとっても難しい世界に飛び込むにあたっての、根本的な方針や戦略からして練れていないんじゃないかという印象。

ウェブ版「フォーサイト」へのご意見・ご要望をお聞かせください|Foresight(フォーサイト)|新潮社

完全な有料会員限定配信ではなくて、ある程度フリーミアムなアプローチが必要だと思うんだけど、どうかな。編集部の人はちゃんと「フリー」を読んだだろうか?これ、21世紀の商売人は全員必読だよ。

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
クリス・アンダーソン
日本放送出版協会
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僕自身は、フォーサイトが休刊になるというのはほんとに残念だと思ったし今でもそう思うけど、代替としてiPhoneでTIMEやEconomistやNewYorkTimes(もちろん全部無料)を読み始め最近では、正直言って「あー、別にフォーサイト無くてもいいな」とちょっと思ったりもしている。今、雑誌版と同じコンテンツで仮に月額1,000円と言われた時にこれを購読するかと問われたら、とっても微妙。500円でも怪しいかな。応援の気持ちをこめて購読するかもしれないけど、TIMEやEconomistやNewYorkTimes以外にも無料で面白いコンテンツが無限にあるインターネットの世界では、純粋にコンテンツの価値で考えると有料化というのはなかなかハードルが高い。当たり前だけど、雑誌と同じコンテンツであっても、ウェブ版にはまったく違うマーケティングの力学が働くわけで。

まあでもやっぱりフォーサイトにはがんばってほしい。詳細が発表されて、面白そうだったら購読すると思う。アンケートもがっつり書いて送っておきました。

思いっきり放置してたblogだけど、久しぶりに更新。

会社の某先輩が使ってた読書メーターというのが便利そうで、自分も使ってみました。基本の「読んだ本の記録をとる」という機能ががしっかり作られていて、使いやすくていい感じ。blogパーツ(HTML出力)にもできます。Amazonアフィリエイト対応もリリース予定とのこと。

1月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1799ページ

社会思想史を学ぶ (ちくま新書 819)社会思想史を学ぶ (ちくま新書 819)
読了日:01月29日 著者:山脇 直司
竜馬がゆく〈8〉 (文春文庫)竜馬がゆく〈8〉 (文春文庫)
読了日:01月18日 著者:司馬 遼太郎
世界は分けてもわからない (講談社現代新書 2000)世界は分けてもわからない (講談社現代新書 2000)
読了日:01月17日 著者:福岡伸一
竜馬がゆく〈7〉 (文春文庫)竜馬がゆく〈7〉 (文春文庫)
読了日:01月10日 著者:司馬 遼太郎
竜馬がゆく〈6〉 (文春文庫)竜馬がゆく〈6〉 (文春文庫)
読了日:01月03日 著者:司馬 遼太郎

読書メーター

去年の後半は仕事がテンパってて全然読書ができなかったけど、今年はちゃんと仕事の量もコントロールして、本もたくさん読んでいきたいと思っています。

やっぱり出るんだ、第3部。

村上春樹氏:「1Q84」を語る 「来夏めどに第3部」 - 毎日jp(毎日新聞)

第1部、第2部はまだ1回しか読んでないので、そろそろ2回目行ってみようかと考え中。

"No country for old men"のCormac McCarthyの小説。半年くらい前から読みかけ放置中だったんだけど、気合いを入れて昨日読み終えた。

The Road (Movie Tie-in Edition 2008)
Cormac McCarthy
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うむー...。

訳本(ザ・ロード
)のレビューもすごい高評価なんだけど、俺は何がなんだかわけわからんかったよ。

舞台はすべてが焼き尽くされた、死の灰の世界。そこを、一組の父子が南の海岸を目指してただひたすら歩いていく...、という話。父子のサバイバルぶりや、父子の会話が淡々と続く。ほんとに、それだけが淡々と続く。

これはネタバレになるのかわからないけど(たぶんならないと思うけど)、なぜ地球が死の灰の世界になってしまったのか、なぜ父子は南の海を目指しているのか、などの謎が全く解明されないまま話が終わってしまうことに、がんばって読み終えた僕はほんとにガックリしてしまった。

この本に「感動した!」と言っている人たちは、淡々とした父子の会話やエピソードにじんわり来る物を感じたんだろうし、実際そういう点は僕もすばらしいと思ったんだけど、あんなに伏線というか謎をほのめかしておいて、それを放置っていうのはちょっとあんまりなんじゃないかと思う。ネタバレならぬネタナシとでも言おうか...。

ほんと、不思議な小説だ。でも、最後まで謎の解明が無いことを承知の上で読んでいれば、それなりに楽しめたんじゃないかと思う。

英語はさほど難しくはないものの、雰囲気の演出のためだと思うけど、コンマやアポストロフィが意図的に省かれているので、最初は結構読みにくかった。

もっと英語の小説読まないとな。積読なペーパーバックがまだ何冊かあるので、少しずつ片付けていかねば。

後輩が突然プレゼントしてくれた本。(本をプレゼントしてもらったのは初めてかも。ありがとう!)

喪男の哲学史 (現代新書ピース)
本田 透
講談社
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仏陀から始まって、カント、ニーチェ、フロイトといたって吉本隆明にまで至る哲学史を、「哲学者はみんな喪男だった」「真の哲学は喪男からしか生まれてこない」という視点からまとめた本。アニメとかエロゲとかをこれでもかといくらい例に出して、様々な難解な思想をわかりやすく説明している。僕はアニメもエロゲも全然詳しくないけど、筆者の喪男全開な自虐ぶりが最高で、かなり楽しめた。

もちろん、哲学史の解説書としてもわかりやすくて勉強になる。新書なんかで個別の哲学者やグループについての解説本はよく読んだりするけど、こういう風に系統だって哲学史全体を説明された本を読んだのは初めて...じゃないか、「ソフィーの世界」ってのもあったな、昔。まあとにかく、勉強になった。古今東西の思想を一冊の本で説明しようと思うと普通は「幕の内弁当」になっちゃうと思うんだけど、本全体を通じて「喪男」という一つの軸がベースになっているので、時代を経る中でそれぞれの思想家が全時代の思想家から何を受け継ぎ、何を新たに生み出したかがとてもわかりやすい。あと、「ナチズム」を思想史上の一つの現象として正面から捉えているところが興味深かった。

著者は「電波男」を書いた人らしい。そういえば「電波男」も読まなきゃと思いつつ読んでなかったなあ。読まねば。次は文学&マンガの歴史についての著作を書くそうなので、それも楽しみ。

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