2010年5月アーカイブ

連休に泊まったホテルの紹介。

僕は20年近く前に愛知県豊橋市の高校に通っていたんだけど、豊橋駅前の街は当時からあんまりさえない感じだった。その後駅ビルがキレイになって一時盛り返したんだけど、他の田舎都市と同様、国道沿いの大型ショッピングモールに圧されて駅前はじわじわと衰退していって、ランドマーク的存在だった西武百貨店が閉店してからはかなり寂しい状況になっていた。その西武百貨店跡地に2008年にできたのがココラフロントという商業施設で、その中のホテルがアークリッシュ豊橋。

ココラフロント/COCOLAFRONT 豊橋駅前

【 HOTEL ARC RICHE TOYOHASHI | ホテル アークリッシュ 豊橋 】

このホテル、単に安い(2名1部屋で10,000円)というだけで何の期待もなく泊まったんだけど、予想以上のキレイさと質の良さに本当に驚いた。

エントランスやロビーのキレイさ・ゴージャズさや、従業員の方々の対応の上品さ。広さは普通のビジネスホテル並みだけど、清潔な部屋や充実したアメニティ。価格はビジネスホテル級だけど、ホテル全体の質はシティホテル級というか、ラグジュアリーホテル級と言ってもいいくらい!

特にすばらしいのが、宿泊客は無料で使えるラウンジ、「クラブフロア」。

【 HOTEL ARC RICHE TOYOHASHI 】クラブフロア・CLUB FLOOR

おしゃれでセンスのいいライブラリーと、夜景のキレイなゆったりしたソファー、あと無料のコーヒーサービス(セルフ)もある。あと、無料のPC利用サービスもあるし、ジムもある。ちなみにこのライブラリーの本を選定した方は、以前情熱大陸に取り上げられていた。

幅允孝(ブックディレクター): 過去の放送 - 情熱大陸

また今回は利用しなかったけど、レストラン・バーもかなりおしゃれで、しかもメニューを見る限り価格は良心的。

「何か裏があるんじゃないか?」「値段間違えてるんじゃないか?」と不安になるくらいのコストパフォーマンス。もう少し広い部屋なら、2〜3日ホテルステイを目的に泊まってもいいと思ってしまうくらいだった。

ゆっくり見る暇が無かったけどココラフロントの他の店もおしゃれで面白そうなお店がいろいろあったし、これまでの豊橋のイメージとは全然違う世界。さびれるばかりと思っていた故郷(の近くの田舎都市)の予想外の新展開に、うれしい驚きだった。

豊橋に行く機会がある人はぜひ(ってほとんどいないと思うけど)。

ちょっとローペース。あと、これ以外に途中で放り出した本が数冊。以前は「読み始めたら最後まで読まないともったいない」と思っていたけど、今は「どうしても読みたいわけではない本を読み続けるなんて無駄、時間がもったいない」と思えるようになった。

この中で面白かったのは、「モウリーニョの流儀」。ただし「1Q84 Book3」は別格。

4月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1558ページ

グローバル・ヒストリー入門 (世界史リブレット)グローバル・ヒストリー入門 (世界史リブレット)
読了日:04月26日 著者:水島 司
地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)
読了日:04月26日 著者:齋藤 孝
1Q84 BOOK 31Q84 BOOK 3
読了日:04月25日 著者:村上春樹
カウンターから日本が見える 板前文化論の冒険 (新潮新書)カウンターから日本が見える 板前文化論の冒険 (新潮新書)
読了日:04月20日 著者:伊藤 洋一
「論語」に帰ろう (平凡社新書)「論語」に帰ろう (平凡社新書)
読了日:04月10日 著者:守屋 淳
モウリーニョの流儀モウリーニョの流儀
読了日:04月04日 著者:片野道郎

読書メーター

少し前の話になってしまうけど、UEFAヨーロッパリーグ準決勝第2レグ、リバプールvsアトレティコ・マドリーを見た。

Yahoo!スポーツ - UEFAヨーロッパリーグ 2010年4月29日 リヴァプール vs. アトレチコ・マドリッド

正直、今シーズンのヨーロッパサッカーは補強の失敗や怪我人のせいもあって、去年より面白いサッカーをしているというチームがほとんど無く、見ていて面白いゲームも多くはなかった。特にリバプールはシャビ・アロンソの移籍とトーレスの怪我による離脱もあって、去年までの見ていてスカっとするようなサッカーは全く見られなかった。だけど、結果的には決勝進出はならなかったものの、このゲームでは久しぶりにリバプールらしいリバプールが見られたと思う。特に前後を入れ替えて中盤に入ったジェラードとトップ下に入ったアクイラーニの縦の関係が効果的で、ここにトーレスが復帰してきたらと思うと来年がなかなか楽しみ。

一方でこのダイナミックなゲームとは対照的だったのが、UEFAチャンピオンズリーグ準決勝第2レグ、バルサvsインテルだった。

Yahoo!スポーツ - UEFAチャンピオンズリーグ 2010年4月28日 FCバルセロナ vs. インテル

特にモッタが退場して10人になってからのインテルは全く点をとるという意志がなく、結果的に1失点は喫したものの、第1レグでのリードを守って決勝進出を決めた。ただ、確かにエキサイティングなシーンはほとんど無かったけれども、これが退屈な試合だったかというと、実はそうでもなかったのが面白いところ。かつて、メッシが超ディフェンシブに戦うレンジャーズを「アンチフットボール」と評したことがある。僕はそのときのゲームを見ていなかったので何とも言えないけど、少なくとも今回のインテルは、あれはあれでとてもハイレベルなフットボールだったと思う。公平に見て、カンプ・ノウで今のインテルがバルサとガチンコで戦うのはかなり厳しいし、バルサの攻撃陣は単にガチガチに守備を固めれば守りきれるというものでもない。モウリーニョの流儀で語られているとおり、イタリアのサッカーは相手の良さを消すための戦術についてはトップレベルであり、この試合はそれが最高のレベルで発揮されたものと言えると思う。

そういう視点で見ると、やはりヨーロッパリーグのリバプールのプレーは大味だったとも言える。このときのリバプールに限らず、一般的に言ってダイナミックでスピード感があるゲームというのは、やはり緻密さには欠ける。ダイナミックさと緻密さは両立しないという言い方もできるけど、一口に面白いサッカーといってもいろんな形があるとも言える。

いずれにしてもつくづく思うのは、サッカー観戦を楽しむには、やっぱり戦術に関する知識がとても重要だということ。ぼーっと見ているだけでは、単に22人の選手と1つのボールが動きまわってるだけだけど、戦術が理解できてくるとそこにいろんな図や型が、さらにはその意図が見えてくる。それが面白い。

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