"No country for old men"のCormac McCarthyの小説。半年くらい前から読みかけ放置中だったんだけど、気合いを入れて昨日読み終えた。
Vintage
売り上げランキング: 4795
うむー...。
訳本(ザ・ロード
)のレビューもすごい高評価なんだけど、俺は何がなんだかわけわからんかったよ。
舞台はすべてが焼き尽くされた、死の灰の世界。そこを、一組の父子が南の海岸を目指してただひたすら歩いていく...、という話。父子のサバイバルぶりや、父子の会話が淡々と続く。ほんとに、それだけが淡々と続く。
これはネタバレになるのかわからないけど(たぶんならないと思うけど)、なぜ地球が死の灰の世界になってしまったのか、なぜ父子は南の海を目指しているのか、などの謎が全く解明されないまま話が終わってしまうことに、がんばって読み終えた僕はほんとにガックリしてしまった。
この本に「感動した!」と言っている人たちは、淡々とした父子の会話やエピソードにじんわり来る物を感じたんだろうし、実際そういう点は僕もすばらしいと思ったんだけど、あんなに伏線というか謎をほのめかしておいて、それを放置っていうのはちょっとあんまりなんじゃないかと思う。ネタバレならぬネタナシとでも言おうか...。
ほんと、不思議な小説だ。でも、最後まで謎の解明が無いことを承知の上で読んでいれば、それなりに楽しめたんじゃないかと思う。
英語はさほど難しくはないものの、雰囲気の演出のためだと思うけど、コンマやアポストロフィが意図的に省かれているので、最初は結構読みにくかった。
もっと英語の小説読まないとな。積読なペーパーバックがまだ何冊かあるので、少しずつ片付けていかねば。

コメントする