2009年4月アーカイブ

最近仕事がハマり気味だったんだけど、今日は気合いの定時退社で丸の内オアゾの丸善へ。以前から楽しみにしていた、モギ先生の講演会なのです!

音楽の捧げもの (PHP新書)
茂木 健一郎
PHP研究所
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初めて見る「生」モギ先生は、テレビで見る通りのちょっと猫背で、テレビで見る以上にボサボサの頭。自分でもネタにしてたけど、セーターの袖口がボロボロで穴があいていたり、持っていたリュックが(何が入っているのかわからないけど)パンパンだったのがとても印象的だった。

ちなみにこの講演はモギ先生本人がICレコーダーで録音していて、そのうちブログで公開されるみたい。「みなさんも勝手に録音して、勝手に公開してもらっていいですよ。」とも言ってた。

肝心の講演だけど、バッハの面影を追ってのドイツ旅行記である「音楽の捧げもの」出版記念ということで、本のテーマであるバッハやドイツ文化についての話をしながらも、圧倒的な知識に裏打ちされた脱線で話題があっちこっちにすっとんで、でも最終的にはきちんと心にしみるメッセージでまとめてくれたりして、1時間の講演プラス30分の質疑応答があっという間。

謙虚でユーモアと情熱にあふれているモギ先生は、テレビやブログを通じてみていた以上にかっこよくて、ますますファンになった。商業主義に走っているとか、手抜きの仕事が多いとか色々言われることも多いけど、僕はモギ先生の情熱は本物だと思う(嘘だと思うやつは「思考の補助線」を読め!)。この本も、ざっと読んだだけでは(Amazonのレビューにもあるように)簡単に書いた本に見えてしまうかもしれないけど、今日話を聞いた後で本を読み直してみたら、彼の書いている一文一文が、本当にモギ先生が頭で考えて心で感じたことなんだな、としっかり理解できた。俺は応援します。モギ先生、がんばってください!

それにしても、書籍代だけでこんな講演会に参加できるなんて、ほんとにありがたい。丸善えらすぎ。今回初めて知ったんだけど、丸善の講演会情報はRSSで配信されているし、電話予約もできるので、今後もどんどん行きたいと思う。こういうのこそ、東京に住んでることのメリットだよね。

丸善 | 催し物情報 : 丸の内本店 の一覧

最近、近所のブックオフで毎週末なにかしらのセールをやっている。

ブックオフって不況に強い産業だと思ってたけど、よく考えると不況時には販売以上に買取が増加しそうだし、そもそも一般の小売業での「仕入れ」に相当する買取の量が自分ではコントロールできないってのは、なかなか大変そうな商売だなあとも思ったり。

で、今日お店をのぞいてみたら「セットコミック半額セール」をやっていた。ざっと見て目に付いたのが、「ブラックジャックによろしく」の13巻セットが、通常750円のところ、半額で375円。750円でも十分安いと思うけど、375円って1冊30円以下じゃん...。とりあえず買ってみた。1日1冊ずつくらい、ちびちび読もう。

それにしてもマンガ買ったのなんて、数年ぶりな気がするなあ。

ここのところ仕事に追い立てられているせいか、小難しい本を手にとってもすぐ集中力が途切れてしまって、なかなか読み続けることができない。なので、なるべく気軽に読める小説を選んで読むようにしている。

で、最近読んだ中で印象に残った本。

カフーを待ちわびて (宝島社文庫)
原田マハ
宝島社
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理由は全然わからないんだけど、なぜか僕はこの本を芥川賞受賞作品だと思い込んでいて...。読みながら、「芥川賞っていうよりは、なんか『BOYS BE...』っぽいなー」と思っていたんだけど、後から確認したら芥川賞じゃなくて日本ラブストーリー大賞受賞作品だった。どこでどう間違えたんだろう...。まあでも、いい意味で『BOYS BE...』っぽくて、面白い小説だった。あと、どうしても「カフー」というとブラジル代表のサイドバック、カフーさんの笑顔が頭に浮かんでしまうには、ちょっと困った。

風に舞いあがるビニールシート (文春文庫)
森 絵都
文藝春秋
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こっちは間違い無く直木賞受賞作品。6つの作品が含まれた短編集。各話の主人公はサラリーマンだったり、スナックで働く主婦だったり、それぞれ立場は違えど、みんな「懸命に生きる人」。勇気づけられたり、感動したり、とてもさわやかな本だった。

まだしばらく「(いい意味で)軽めの小説が読みたいブーム」は続く予定なので、何かおすすめの本があれば教えてください。

ポール・オースターの小説で、どうやらまだ邦訳は出ていない模様。だいぶ前に後輩に借りて、少しだけ読んだ状態でずっと放置状態だったんだけど、最近改めて読み始めたら一気に引き込まれた。

Oracle Night
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Paul Auster
Faber and Faber
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絶望の中で希望を信じる、孤独で静かな戦いの話。

個人的にはポール・オースターのNo.1じゃないかと思う。そして他のポール・オースター作品以上に、村上春樹に近いにおいがする。彼は村上春樹の小説を読んだことがあるのか?もしあるなら、どんな評価をしてるのか?かなり気になる。

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