録画してあった8月2日放送の『プロフェッショナル仕事の流儀 宮崎駿のすべて ~「ポニョ」密着300日~』を見みました。
「80%の○○は20%の××からなる」ことを意味するパレートの法則というものがあって、特にビジネスの世界では「20%の努力で80%の成果を上げることが効率的」「残りの20%の為に80%の労力を費やすことは無駄」と思われています。(と書くとちょっとシニカルに読めてしまうかもしれませんが、これは「妥協しないものづくり」とか「高品質な高級ブランド戦略」とかとは別の意味の話で、限りある資源で最高の成果を出すために、ビジネスとしてはとても正しい姿勢だと思います。)
でも宮崎さんがやっていたのは、おそらく20%を突き詰めるために80%の時間をかけ、そして4%を突き詰めるために64%の時間をかけ、そこを突き詰めきったところで、100%という総量の壁を突き抜け、時間を掛けなければ絶対に生まれなかった全く別のものになっていく、そういうことなんだろうなと感じました。
もちろん宮崎さんがやっている芸術と僕らがやっているビジネスとは別のものなわけですけど、たった2時間弱の映画を、何年もかけて、自分の体の中からぎゅうぎゅうと絞り出すようにして作っていく姿に、ひたすら凄みを感じました。
ポニョ、映画館に見に行ってこようかな。