少し前に発売されて、結構話題だった本。企業向けシステム開発に今すぐ使える技術じゃないとは思いますが、何かしら将来のヒントになることがあるかと考えて、読んでみました。
オライリー・ジャパン
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RESTfulサービスとは何か?そして、一般にRESTfulサービスと思われているもののうち、本物のRESTfulと亜種の違いはなにか?などの定義から、実際にRESTfulサービスやそのクライアントを実装するところまで、幅広くカバーしてあります。そのうえ、同じ内容が何度も繰り返し記述されているので、かなり分厚い。ここは、わかりやすいととるか冗長ととるか、意見が分かれるところかも(僕は前者)。
とりあえず、実装に関する細かい記述はすっ飛ばして、RESTfulの概念について説明した章(3章、4章あたり、詳細は目次参照)を中心に読んで、なんとなく「まあこんなものか」ということは理解できた気がします。
うーん。
でも、なぜRESTfulなのか?RESTfulの何がうれしいのか?はよくわかりませんでした。たしかに、GETやPOSTを滅茶苦茶に利用した一般的なWebアーキテクチャがかっこ悪いということはよく理解できるんだけど、でもRESTfulのメリットが「スッキリする」「きれいになる」というだけなんだとしたら、うーん...。
SOAPやWS-*などのいわゆるWebサービス(本書での呼び名は「大Webサービス」)についての話題もあったけど、そもそも適用できるレベル(対象アプリケーションの規模や複雑度)が違いすぎるな、という印象。RESTfulが適用できるくらいの単純なアプリで大Webサービスを使ったら、それは明らかに冗長すぎるし、一方で純粋なRESTfulで作れるような単純な業務アプリケーションって、どのくらいあるの?という気も。
まーでも、本書を読んだ最大の目的は、ある日突然打ち合わせなどで「RESTfulってさー」という話題が出たときに、オロオロしたりせずにすむようにすることだったのでw
気になる人は、まず3章あたりをざっと立ち読みしてみて、買うかどうか決めてみるといいんじゃないかと思います。
