茂木センセイはこういう本を書いたりするから、トンデモ科学者扱いされちゃったりするんだろうな...(僕は大好きだけど)。しかも、流行りの「脳」と「勉強法」を取り入れたタイトルだし。というわけで、正直あまり期待しないで読んだのですが、アタリでした。
この本では、効率よく勉強するためのポイントが、茂木センセイの経験から、また脳科学(この辺がちょっと怪しいんだけど...)的な観点から、いろいろ紹介されています。中でも僕が気に入ったのは、「『突き抜ける感覚』は絶対クセになる」というのと、「一つひとつの行動に負荷をかける」というもの。前者は、今までできなかったことが、継続的な努力の結果ある日突然できるようになったときの喜びのこと。そして後者は、勉強のときに制限時間を設けて、タイムプレッシャーを掛けるというもの。
僕が新社会人の頃、満員電車に乗るのがいやだったので、毎日定時の30~40分前に会社近くに到着して、カフェで朝飯を食べながら、技術書やビジネス書を読みあさっていました。JavaやDBの入門書も日経新聞もドラッカーも、新社会人の僕には凄く難解でしたが、朝の限られた時間の中で何とか少しでも理解しようと思って、わからないながらも必死で読んでいました。そして、いつの間にか、昔より短時間でそれらの本を理解できるようになってた自分を発見したりして、嬉しく思ったりもしました。この本を読んで、あの頃の勉強の仕方、理解できるようになったときの喜びを、久しぶりに思い出しました。
そういえば最近、そういう負荷やタイムプレッシャーがかかった読書や勉強をしてないなー。昔より楽にいろんな本が読めるようになったのは嬉しいけど、今の自分のレベルを2段階くらい超える、多少「無理め」な本をがんばって読むようことも意識していかないとな、と感じた次第です。
ブログを読めばわかるとおり、茂木センセイは専門だけでなく様々な分野に興味を持っていて、造詣も深いけど、その理由がよくわかる本でした。

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