最近SE(アーキテクト/コンサルタント/PM)のキャリア関連の本を読みあさっているのですが、思いがけず良書に出会ったので紹介です。「一通り仕事は覚えたけど、この先のキャリアをどうしていけばいいのかわからないけど、ただ目的もなくSEを続けていくのはイヤだ...」みたいな若手SEさんがいたら、これこそ読むべき本だ!
未来を築くキャリアパスの歩き方
ソフトバンク クリエイティブ
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SEからのキャリアアップ先としてのITアーキテクトやコンサルタントを目指す人向けに、その仕事内容、必要なスキル、資格、必読書、アーキテクト/コンサルタントに向くキャラクター、モデルとなるアーキテクトやコンサルタントのインタビューなどから、果ては「社内でアーキテクト/コンサルタントっぽい仕事をアサインしてもらうためにはどうしたらいいか?」まで、とても幅広い内容です。
この本でとても良いのは、「ITアーキテクト/コンサルタントとは何か?必要な知識とは何か?」をきっちり説明することに注力し、「その具体的な中身は必読書・経験・資格などからきっちり勉強しろよ」という姿勢。多くの同系統の本には、「MECEとは?」とか「UMLとは?」などの初歩的な知識をさわりだけ薄っぺらく紹介しているだけのものが多い中、この本の姿勢はとても実用的かつ誠実だと思います。
5年目くらいのSEさんなら、将来に向けてのイメージと、目標と、やるべき事や身につけるべきスキルが、くっきりイメージできると思います。10年目のSE(名刺には「アーキテクト」と書いてあるけど...)である僕も色々気づかされました。やっぱり焦るなぁ(^-^;)
あと、本書とは直接関係ないけど、「アーキテクト」とか「コンサルタント」という言葉は、職種と仕事内容が一致してるとは限らないので、そこは注意が必要ですね。会計事務所系コンサルファームにいる、単なるパッケージ導入SEな「コンサルタント」はその筆頭。逆に、そんなカッコイイ名前はついてないけど、レベルの高いアーキテクチャ設計やコンサルテーションをしてるSEさんもいるし。あとは、「どの職種がハイレベルか」みたいなのも無意味ですね。IBMではアーキテクトとコンサルタントは単なる「別職種」だけど、マイクロソフトでは「コンサルタント」の上位職種(ランク)に「アーキテクト」があったり。就職・転職の際には、職種の名前ではなく仕事の中身をきちんと調べることが重要...っていっても、実際は入ってみないとわかんないんですよね。そこが悩ましい。
