blog(Life is beautiful)も有名な中島聡さんの著書。自らのblog記事を引用しながら持論をまとめた文章に、以前雑誌で連載していた記事や対談をまとめたもの。なんと言っても、対談(vs ひろゆき、vs 古川亨、vs 梅田望夫)がダントツに面白かったです。
アスキー
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中島さんというと、MSでWindows95やIEの開発に携わった方として有名ですけど、古川さんとの対談で語られているアスキー時代の話からは、なんというかほんとにパソコン黎明期の伝説めいた雰囲気すら感じます。学生アルバイトの中島さんが書いたプログラムを、古川さんがビル・ゲイツに見せたり...とか、改めてすごい人なのねーと驚かされます。
そして、中島さんの話が単に昔の自慢話におわらないのは、最新の技術に対する興味を失わずに開発を続けているところと、(ひろゆきや梅田さんとの対談を読んでもよくわかるとおり)単なる技術マニアではなく、コンピュータ・ビジネスについてとても鋭い視点や意見を持っているからだろうと思います。
ただ「アップルがソニーを...」っていうとって付けたような副題は、一見さんの客寄せのためかと思いますが、やっぱりイマイチですよね。でも、普段中島さんのblogを読んでいる人であれば、絶対に面白いと思います。あとおすすめなのが、コンピュータ業界で働くことを考えている学生さんとか。スーツだとかギークだとかのしょーもない議論にムキになってるのがいかに無意味なことか、よくわかるんじゃないでしょうか。
あと、蛇足ですけど、ひろゆきっていう人も、本当に面白い視点を持ってる人ですよねえ。Googleは検索がすごいのは確かだけど、何であれだけであんなに金を儲けられるて、周囲が高い評価をするのか、ちょっと意味がわからないというのは、まさに僕も同感です。
