面白い!サッカー好きはもちろん読むべしだし、サッカー好きじゃない人も、これを読めばサッカー中継が何倍も楽しめるようになると思います。
光文社
売り上げランキング: 460
新書なのでド素人向けかと思いきや、最初から「サッキとカペッロは同じプレッシングサッカーでもどういう違いがあるか」みたいなマニアックな話だったりして、いい意味で予想を裏切られました。
ヨーロッパの過去の名勝負や現代の強豪チームの分析を経て、話題は日本代表に移っていきます。著者が指摘するとおり、日本の報道では「3-5-2」のように3列表記でフォーメーションを表します。しかも、日本の「3-5-2」は図示される際には「3-2-3-2」、つまりウィングバック(加地や駒野)がトップ下と並列に並ぶような図が出されることが多いですが、実際は「3-4-2-1」のようなフォーメーションになってることが多いんですよね。そしてこのフォーメーションは、相手が現代ヨーロッパサッカーのトレンドである「4-2-3-1」などである場合、つまりウィングが高い位置を保持するようなフォーメーションである場合、日本のウィングバックが3バックに吸収されて「5-2-2-1」という5バックになりがちになる...、みたいな話がとてもわかりやすく説明されています。
著者が冒頭で述べているとおり、ファンタジスタのスーパープレーも面白いけど、サッカーは戦術やフォーメーションについてウンチクを覚えてそれを語りながら見るようになると、ますます面白いです。テレビを見ていても、ボールが無いところの動きが見えてきて、ますます楽しくなってきます(逆に、テレビではボールが無いところの動きがあまり映されないことに気づき、ストレスがたまってくるかも...)。僕もダラーッと観戦してるときはついついボールばかり目で追いかけちゃって、そういうときは見ていて楽しくありません。逆に、両チームのフォーメーションをきちんとチェックしながら、時にはノートに書き写したりしながら目を皿にして見ちゃったりすると、つまらない試合でも何かしら見るべき物が発見できたりします。
初心者にも中級者にも、読みがいのある本だと思います。ブックオフに売らずにキープする本に決定。

はじめまして。確かにこの本は、サッカー観戦の前に読んでおきたい良書です。この種の戦術書を読むのは初めてだったので、とても新鮮で、目からウロコが落ちる思いがしました。
私もこの本のレビューを書いています。よかったら読んでみてください。
はじめまして。確かにこの本は、サッカー観戦の前に読んでおきたい良書です。この種の戦術書を読むのは初めてだったので、とても新鮮で、目からウロコが落ちる思いがしました。
私もこの本のレビューを書いています。よかったら読んでみてください。