二人で同居している双子の男女の大学生を中心とした、青春系恋愛物語。スタバで2時間かけて一気読みしてしまいました。去年はあまり面白い小説に出会わなかったんだけど、今年は読む小説がことごとく面白い。
男っぽい性格だけどモテメイクとモテ服で恋愛に積極的な華子と、まじめで優しい性格だけど気弱で臆病な冬治が主人公。二人それぞれの恋愛と、兄弟の関係の話。
いかにも「大学生の恋愛」という感じの話で、Amazonのレビューの中には、登場人物やストーリーがベタでありきたりな感じ、という意見もありました。確かにド直球な話ではあるけど、決して薄っぺらくはない。自分自身がそのくらいの年の頃には気付けなかった、優しさとか残酷さとか、そういうものがとても丁寧に書かれています。そういう意味で、登場人物と同年代の人よりも、そういう何だかんだを経て少しはいろんなことがわかるようになった、オトナの人にこそおすすめな本だと思います。ただ、著者の島本理生さんは20代前半で、ちょうど主人公たちと同年代なんですよね(島本理生 - Wikipedia)。すごい。
彼女の本、ほかにも2~3冊読んでみたいと思います。次はナラタージュだ。

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