テレビとネット、受動的情報収集と能動的情報収集

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MITメディアラボ教授として有名で、以前「プロフェッショナル仕事の流儀」にも出演されていた、石井裕先生がMacPeopleに書いた(らしい)コラム。

テレビの未来

「私の家にはテレビがない」という一文から始まるこのコラムの要旨は、テレビは有用な情報のS/N比(実のあるコンテンツとくだらないノイズの比)が低いから、オンデマンドに必要な情報だけを収集できるインターネットに比べてどうなのよ?というもの。この手の話は、昨今アルファブロガー的な人たちにも見られるものだし、LifeHacksというかネット系成功術においても見られるものです。

テレビにはくだらない番組をだらだら見てしまいがちだという問題があるのは確か。でも、インターネットでも同じじゃないですか?ソーシャルブックマークや掲示板をだらだら見てるのって、テレビを流しっぱなしにしてるのと全く同じ状態だと思う。むしろ、テレビはHDDレコーダーの中レコーダーのおかげで、S/N比は劇的に高まってます。少なくとも僕の場合は。

それにそもそもテレビもインターネットも、自分の興味のあるもの、自分が「情報収集したい」という明確な意志がある分野の情報だけ集めているのが一番いいかというと、僕は違う気がします。他の人がどんなことに興味をもっているかも知りたいし、世の中全体の流行や動きも知りたい。そういう意味では、自分の意志と関係なく最大公約数的な情報を垂れ流してくれるテレビというメディアは、それはそれで有用なものだと思います。もちろん、使い方を間違えなければ、ですけど。ソーシャルブックマークも同じですね。

石井先生みたいに、自分の頭の中でいろんな刺激を生み出せる一流の研究者は違うかもしれませんけど、僕みたいな一般凡人は、能動的な情報収集と受動的な情報収集をバランス良く、お互いにフィードバックを効かせながらしていくのが大事なことなんじゃないかなーと思います。

あと蛇足ですけど、僕はテレビもインターネットも小説もマンガも雑誌も、S/N比はそんなに変わらないんじゃないかという気がします。

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