パリス・ヒルトンが聖書と一緒に監獄に持って行ったことでも有名な本。世界中でバカ売れなんだとか。僕がこの本を買ったのは10月ごろだったのですが(とりとめもなく日記的雑記: ウワサの「The Secret」を買った)、枕元においてちょびちょびと読んでいて、最近やっと読み終わりました。この本は問題作です!
Beyond Words Pub Co (2006/11/28)
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この本は、古今東西の成功をつかんだ人たちは皆知っていた、ある秘密について説明した本です。そのシークレットとは、「Law of attraction」。「引き寄せの法則」とでも訳せるのかな(本当の日本語訳ではどうなってるか知りませんが)。この本は、1冊をかけてひたすらこの「Law of attraction」の説明をしています。実例を交えながら何度も何度もしつこいくらいに説明を繰り返してくれるので、とても腹に落ちる感じがします。
その「Law of attraction」というのは、つまるところ「頭のなかで考えていることは、そのまま実現する」ということ。常に成功のイメージが頭にある、というかすでに成功しているかのような心持ちでいる人には、成功が訪れます。一方、失敗するかもとか、失敗したくないと思っている人には、失敗が訪れます。世界はそのようにできている、ということです。
それだけなら他の自己啓発本で語られているポジティブシンキングと大して変わらないようにもおもえますが、さにあらず。この本がスゴイというか、ある意味危険でヤバいのは、次の二点。
一つは、普通は「それは言わないだろ」と思うようなモラル的にあまり良くないと思われそうな望みも、この本では叶います。例えば、「毎週3人の女性とデ-トしたい」とか、「大金持ちになりたい」とかの願いも、「Law of attraction」を使えば実現できます。「運命のひとりと出会いたい」とか「貧乏でも楽しく生きたい」みたいなセコい事はいいませんw
二つ目は、「Law of attraction」が実現する理由を考えてはいけない、ということ。ふつうのポジティブシンキングなら、「余計な心配を無くすことによって、現実的な対策を考えることができるようになって…」みたいな理屈は一切考えてはいけないのです!中には『「Law of attraciton」のおかげで、嫌いだった同僚が他の部門に異動していきました』みたいなのもあって、僕なんか「えええ?なんでそんなことが起きるの?」とか考えちゃうのですが、考えちゃいけません。考えちゃうと、実現しなくなってしまうのです。えええ…。
どちらかというと、自己啓発本というよりはスピリチュアル本に近いテイストかもしれません。なので、普通の(たとえばビジネスマン向けの)自己啓発本と同じ気分で読み始めると、なんだかトンデモ本のように思えてしまうかもしれません。なので、人によってはこの本を「受け付けない!」という人もいるかもしれません。
でも僕個人としては、この本に書かれている考え方は「相当使える」と思います。少なからぬ真理(って、ちょっとアヤシイ言葉ですね…)を突いているとも思います。どこまでどっぷりと信じるかは人それぞれでしょうが、どうせ読むならあまり懐疑的に読んでも意味がないでしょう。まさにこの本については、「信じるものは救われる」という感じです。
賛否両論分かれる本だとは思います。ただ、考え方をポジティブにしたいなと思っている人には、一読の価値ありです。
![The Secret [US版]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/21s4-2jQviL.jpg)