UMLモデリングの本質

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買ったまま、会社の机に長らく置きっぱなしになっていましたが、やっと読みました。噂に違わぬ名著。

UMLの記法を説明した本ではないので、まったくUMLの知識を持たない人には難しいかも。記法は知っているし、何となく読むことはできるが、実際に書くとなったらどこから手をつけていいのかよくわからん…という人(つまりオレ)のような人に最適な本です。

UMLモデリングの本質 (日経ITプロフェッショナルBOOKS)
児玉 公信
日経BP社 (2004/04/08)
売り上げランキング: 32992
おすすめ度の平均: 4.5
5 頭が良くなった気がする
4 日本発の優れたUMLモデリング本
4 とりあえず読んでみて良かった

前半は「モデリングとは何か」「何をモデリングするのか」「何のためにモデリングするのか」について、とことん議論を深めていきます。そして後半では、サンプル・ケースに従ってクラス図を作成し、ユースケース図やシーケンス図も併せて書きながら、実際に問題となりそうな様々なポイントを考慮に入れつつ、クラス図を洗練していく課程が説明されています。

「UMLを書く」=「プログラムの設計図を書く」みたいについつい考えてしまいがちなのですが、もちろんそうではなくって、物事(この場合はシステム化対象の業務や、実現する機能)の本質的構造つまりモデルを、UMLというツールを使って導き出して洗練させることが、UML「モデリング」ということなんだということが、よくわかりました。

実際、特に後半のサンプル・ケースを読んでいると、「DOAでモデリングする時と似たようなことをやってるんだな~」と感じたりもします。本当のDOAが「DBの設計図を書くこと」ではなく、データを中心に業務の実態を記述することであるのと、きっと同じなんじゃないかと。

すごく勉強になりました。

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