この文章スゴイ。たまたま僕も一昨日、Second Lifeについて好き勝手書いたところでしたが(とりとめもなく日記的雑記: Second Lifeについての私の意見)、この文章はSecond Lifeが直面している問題と3Dインターネットの将来的な可能性(そしてそれを意識している企業)について、とてもわかりやすくまとめられています。
以下抜粋。
「Second Lifeが米国から日本に入ってきたときの報道のされ方が、そもそもいびつな流れの原因だと思う。ユーザーがいかに楽しんでいるかではなく、大企業が参入し、お金が動き、億万長者になったユーザーがいる、という面ばかり強調されてきた。その文脈が国内の報道でも続いている」
Second Lifeはそもそも、ユーザー数が少ない。総登録アバター数は、8月21日時点で約900万に上るが、米Linden Labの発表によるとアクティブアバターは49万(7月時点、当時の登録ユーザーは773万、アクティブ率約6%)で、うち日本人は2万7000に過ぎない。
「来訪者数だけがすべてじゃない」――Second Lifeには、3次元仮想空間マーケティングの“実験場”という意味もある。ネット上で3次元空間が当たり前になる未来を前に、Second Lifeを使ってマーケティングを試しておきたいという企業は多い。
例えば、実店舗とECサイトを持っている企業にとって、実店舗のように「いらっしゃいませ」と客に言え、商品を見せながらリアルタイムコミュニケーションできるSecond Lifeは、未来のECサイトを試せる新しい場だ。
「検索で企業サイトに来てもらう場合と違い、Second Lifeなら何となく立ち寄ってもらえ、実店舗に近い。1回来てもらえれば10~20分とじっくり見てもらえるなど、仮想空間ならではの行動も見られる。国内で3D仮想空間を試せるのは、現状ではSecond Lifeしかない」
その後どうなるかは「運営元のLinden LabがSecond Lifeを使いやすくするかどうかにかかっている。ただLindenは、誰も来ないサーバ(SIM)をすでにたくさん持っていて、それだけでもうかっているはずなので、これ以上頑張る必要はないのかもしれない」