オシムジャパンが退屈な理由

| コメント(0) | トラックバック(0)

どうもオシムジャパンの人気がいまひとつらしいです。

asahi.com : 代表不人気? コロンビア戦チケットも2万枚売れ残り

かくいう僕自身も、今まで関東地区での代表戦は、行ける限りは必ず行っていたんですが、今回はあまり食指が動きませんでした。先日のモンテネグロ戦、そして今日のコロンビア戦、テレビで観ていましたが、「行っておけばよかった!」という試合ではありませんでした。

僕は、代表チームには「ドリームチーム」であってほしいと思います。今の時代、クラブチームのほうがより高度なサッカーをしていることは明らかなわけで、そんな中で代表チームに求められるものは、「普段は違うクラブチームで活躍しているスゴイ選手たちが、ひとつのチームに集まって日の丸を背負って戦う」というワクワク感ではないでしょうか。

そういう意味で、ジーコが初めて「黄金の中盤」4人をそろえたときの試合で感じたワクワク感を、僕はまだオシムの試合で感じたことはありません。ちょっと主題からずれますが、僕はジーコはワールドカップでの3試合だけで評価されすぎだと思います。もちろんその3試合が圧倒的に大事なのは間違いなく、また戦術のブレや試合中の交代プランのまずさなどは明らかだったわけですが、「能力の高い選手を先発にそろえ、選手の自主性やひらめきに任せる」という基本戦略については、僕は今でも正しいと思っています。クラブチームだったら問題があると思いますが、少なくとも代表チームとしては。

で、翻ってオシムジャパンですが、マスコミにおけるオシムの「キャラづけ」の効果もあってか、オシムは「オシムの指示通り、文句を言わずに黙々と走る選手」を評価しているような印象を受けますし、実際プレーしている選手たちも、自主性を発揮するよりは黙々と与えられた仕事をこなすことに集中しているように感じます。もちろんそういう見方は穿ち過ぎだとは思いますが、「スターは要らない」というのは繰り返し言っていることですし、どちらかというとそういう傾向であることは間違いないでしょう。

「退屈だけど勝つサッカー」対「華やかだけど危ういサッカー」の議論は、クラブチームの世界でも永遠のテーマです。どちらがいいかは一概には言えないものですが、少なくとも僕は、代表チームではクラブチーム以上に「ワクワク感」を与えてくれるものであってほしい、と感じます。

そんな中で僕がつくづく思うのは、「もしオシムジャパンに中田英寿がいたら」ということ。

もし日本代表内部での孤立や絶望が、中田英寿引退の一因であったとするならば、ジーコの最大の罪はそこかもしれませんね。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.yusukeoi.net/toraba.cgi/706

コメントする

Google Adsense

アーカイブ

なかのひと

なかのひと

2010年2月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            

Profile

大井雄介 / Yuhsuke Ooi
gmail