2007年4月アーカイブ

GWの夜長…。GMailの受信トレイに溜まった「あとで読む」メールを片付ける。

あとで読む

これはとてもよいサービスだと思う。超愛用しています。

ソーシャルブックマークに「あとで読む」タグをつけて保存してもいいんだけど、ソーシャルブックマークを「後で読む」の管理にしか使わないのであれば(僕はそう)、普段から使うツールであるメールで管理したほうが便利なのは間違いないです。受信トレイを開くたびに、「ああ、溜まってるから消化しないと」という気分になるし。

もう話題のピークをだいぶ過ぎたTwitter。「友達いないからなー」と思って手をつけずにいたんですが、「まあそれでもいいや」と思いなおして開始。英語の勉強の一環として、英語で書いてます。

Twitter : yusukeoi

Steve Jobsと某有名ブロガーがfriendsになってくれました(というか勝手になってもらいました)。ありがとうございます!

それにしても、ソーシャルブックマークを中心として展開されるインターネット上のトレンドっていうのは、最近はほんとに1~2週間単位で消費されていってますよね。Ajax/RSSによって情報の展開・加工・収集のスピードがめちゃくちゃに速くなった結果かな。

JSPで'ServletException: bean not found within scope'というエラーが出るという問い合わせを受けて、ちょっと調べた。原因は"jsp:useBean"タグで"class"を指定せずに"type"をしていて、かつ"scope"で指定されているスコープ中にBeanが見つからなかったこと。

"jsp:useBean"タグでの"class"と"type"の違いをちゃんと理解してなかったんだけど、こういうことみたい。

・"class"はスコープ中にBeanが見つからずにnewするときのクラス名。
・一方、"type"はランタイムの型。つまり、"Car myCar = new Ferrari()"の場合、"type"は"Car"、"class"は"Ferrari"。
・よって、"type"はインターフェースや抽象クラスもあアリ。
・スコープ中にBeanが保持されて無いのに"type"だけを指定して"class"を指定しないと、'ServletException: bean not found within scope'が発生。ランタイム型が指定されていても、newするための"class"が指定されていないと、オブジェクトを生成できないから。

ちゃんと基本を理解しないとダメですね。

Still, life is beautiful!

ライフ・イズ・ビューティフル
ジェネオン エンタテインメント (2002/02/22)
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伝説的なオランダ人サッカープレイヤー(後に監督)のヨハン・クライフは、そのプレーほどではないにせよ、さまざまなサッカーに関する名言を残していることでも有名です。

そんなクライフの名言ランキングがオランダのサッカーファンにより選ばれたんだそうです。

クライフ語録のランキングが発表

1.「どんな欠点にも長所がある」
2.「ボールを持っていれば、点を取られない」
3.「いくら点を取られても、相手より1点多く取ればいい」
4.「理解できるまでは分からない」
5.「イタリアは勝つことができなくても、われわれがイタリアに負けることはある」
6.「彼らの守備はヤギのチーズ(チーズの穴=穴だらけという慣用表現の言い間違い)」
7.「ウン・モメント・ダド(クライフによって作られたスペイン語表現。“あるときに”という意味)」

んんん?日本でおなじみの「ボールを動かせ。ボールは疲れない。」とか、「1-0で勝つくらいなら、4-5で負けたほうがいい。」とかが入っていません。

ちなみにクライフ語録の中で僕が一番すきなのは、「勝つときは多少汚くてもいいが、負ける時は美しく。」というもの。カッコイイ!サムライの美学に通じるものを感じます。

デジカメ用のSDカード。

今まで僕が使っていたのは、何を隠そう64MB…。先日のオーストラリア旅行じゃなくて出張の際はPC持参だったので、小まめにPCに移すことで事なきを得ましたが、このご時世64MBはサスガに厳しい。

で、オーストラリアや空港の免税店でチェックしてみると、なんと1GBのSDカードが25$くらい。「最近のSDカードはこんなに安いの?」と驚いてその場で買おうかと思ったんだけど、「別にSDカードってそんな税金かかってるわけじゃないだろうし、これは日本でフツウに買ったほうがもっと安いはず」とガマンすることにしました。

で、さっきAmazonで調べたら、なんと2GBで\2,980でした。やっぱり!で、早速購入。

ハギワラシスコム SDメモリーカード 2GB[HPC-SD2GT]
ハギワラシスコム (2006/01/08)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 東芝の純正品と瓜二つ
5 かなり良いようです
5 ハギワラのSDカードは化け物か?!

USBメモリやSDカードって、どんどん値下がりしていきますねえ。それと比べると、PC用のDRAMがあまり下がらないような気がするけど、気のせいかな。

心理学者がつづる、ナチス強制収容所の体験記。歴史的名著。だいぶ前から積読してあったんだけど、やっと読みました。

夜と霧 新版
夜と霧 新版
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ヴィクトール・E・フランクル 池田 香代子
みすず書房 (2002/11/06)
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おすすめ度の平均: 4.5
5 苦しみの中から生まれた希望
5 生きる意味
5 体験者の「内側から見た」強制収容所

これは、強制収容所が、ホロコーストが、いかに残虐であったかについての本ではありません。著者は、強制収容所という極限状態の中で、人間の精神がいかに破壊されたり、残虐になりえたりするか、そして一方でそういう状況の中でもいかに誇り高くありえるかについて、記しています。そこには著者の心理学者としての洞察や知識が大いに活かされていますが、この本のもっとも感動的な部分は、著者の心理学者としての言葉ではなく、一人の人間としての言葉です。

わたしたちは、おそらくこれまでどの時代の人間も知らなかった「人間」を知った。では、この人間とはなにものか。人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とは、ガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ。

ただ、いかに強制収容所の残虐さを描くことが本書の目的ではないとはいっても、やはり読みながら「こうしたことがたった数十年前に現実にあったんだ」ということを思うと、そしてこれほどひどくないにせよ、同じような種類のことが当時の他の場所でも、そして現代を含む後の時代にも、起きているのではないか(実際に起きていますね)ということを思うと、本当に心の底から恐ろしい思いがします。

全員必読。

いまさらですが、図書館のすごさに恐れおののいています。

僕が住んでいる東京都江戸川区の図書館は、Webから検索・予約ができます。

江戸川区立図書館ホームページ

Webから検索して予約しておけば、順番が回ってきたときにメールで通知してくれます。江戸川区には小規模なコミュニティ図書館を含めて、合計で11個の図書館がありますが、他の図書館にある本も最寄の図書館に取り寄せて、そこで受け取ることができます。

…って、最近はどこでもこんな感じなんですかね。めちゃくちゃ便利です。

ためしに検索してみましたが、僕が近々読もうと思っていた本はほぼすべてありました。町田康の「告白」も、「敗北を抱きしめて」も、ガルシア・マルケスも、茂木健一郎も。洋書も結構あります。CDやDVDも借りれるんですね。

近所にBOOK OFFがあるんですが、図書館のすごさを知って以来、なんか買う気が全くしなくなってしまいました。ただ図書館の唯一にして最大の難点は、人気の本の予約数がハンパ無いことです。予約の多い本を見ると、第1位は「東京タワー」。1200件以上の予約です。全部で43冊の蔵書があるみたいだけど、1冊あたり予約30件。1件2週間とすると、約1年…。どうしても読みたい本なら、こういうのはパッと買っちゃったほうがいいですね。

もちろん人気の本は古本屋でも見つけるのが難しいんですけど、昨日はBOOK OFFで運良く「佐賀のがばいばあちゃん」と「チーム・バチスタの栄光」を発見しました。ラッキー!

先週一週間、オーストラリアのパースという街に行っていました。

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オーストラリアは気候がよくて、街はきれいで治安がよく、料理もおいし…くなくなはなく、人はみんな親切で、女性はきれいだし、とてもいいところでした。

困った。Passion For The Futureに「雑誌ダカーポの『眠れないほど面白い本』特集号で恋愛小説第一位で絶賛されていたので、姫野 カオルコ、はじめて読んでみた。いい。とても良かった。」とあったし、他所でも「面白い」という話を聞いたので読んでみたんだけど、正直言って僕には面白さが全然わからなかった…。

ツ、イ、ラ、ク
ツ、イ、ラ、ク
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姫野 カオルコ
角川書店 (2007/02)
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おすすめ度の平均: 5.0
5 読むほど“墜落”します
5 壊れていく、堕ちていく
5 すべてをひっくり返した画期的な恋愛小説

唯川恵や(最近の)江國香織もそうなんだけど、あまりにも「女性」にフォーカスした小説は、僕にはあまり合わないのかも。

元朝日新聞の国税庁担当記者による本。これは面白い!

徴税権力―国税庁の研究
落合 博実
文藝春秋 (2006/12)
売り上げランキング: 4103
おすすめ度の平均: 4.5
5 なかなか読ませる
5 「金丸信摘発の舞台裏」とその後の自民党の迷走
5 日本人の税金意識

著者の国税庁への「つっこみ具合」は驚くほどで、さまざまな内部資料や関係者の話から、普段ニュースや新聞なんかでもあまり目にする機会がない国税庁の全貌が、すごくキッチリと丁寧に描かれています。

その内容はさまざまで、金丸信・田中角栄など政治家との戦い、検察と国税の微妙な関係、調査部と査察部(いわゆる「マルサ」)の連携、そして最終章での創価学会と国税のやりとりの内幕。どれも、すごい読み応えです。

こういう公的機関を題材にした本の多くと違って、著者はこの本で決して国税庁を批判しているわけではありません。かといってもちろん提灯記事を書いているわけでもなく、長年近くで(時には内部から)見続けてきた国税庁という巨大で強力な組織を、ただ丁寧に記述している、そんな印象の本です。国税庁に対する厳しい言葉も多々あるのですが、なんとなくですけど、本全体から著者の国税庁に対する愛着みたいなものも感じたりしました。

それにしても、国税庁っていうのはスゴイ組織なんですね。検察や警察をもしのぐ「最強の調査機関」とも呼ばれているそうですが、その一方で「国税は世直し機関ではない」との方針のもと、徹底してドライに「徴税」という仕事のための仕組みをまわし続ける…。もちろんダメな点を挙げればキリが無いんだけど(実際この本にもたくさん書いてあります)、それでもやっぱりスゴイ組織なんだなーと。それが読み終わった今の僕の感想です。

面白くて読みやすくて読み応えがある、かなりのオススメ本です。

この手の論争は「ハンバーグとラーメンはどっちがおいしいか」という小学生の議論と同じくらい無意味(そして白熱しやすく答えが無い)ので、セールスな人はともかく技術者はいい加減に話題にするのはやめたほうがいいと思う。

Gizmode Japan : シマンテック「Windowsは最もセキュリティの高いOS」

そもそもGizmode Japanのこの記事が思いっきり捏造で、元ネタのinternetnews.comの記事を見ると「Windowsはセキュリティホールに対する対応がもっとも迅速」と書かれているだけで、「Windowsは最もセキュリティの高いOS」なんていうことは一言も書いてない。

セキュリティホールへの対策が迅速なのは、OSの「セキュリティの高さ」を論じるうえで重要な要素のひとつだけど、もちろん他にもセキュリティに関連した視点はたくさんある。で、そのどれも単純に比較できるようなものではない。

たとえば。

ほとんどのLinuxディストリビューションは、Windowsより多くのミドルウェアを含んでいる。それゆえ、Linuxのほうがセキュリティホールが多く見つかりやすい。

・Windowsはクライアントとして、Linuxはサーバーとして利用されることが多い。それゆえ、Windowsはウィルス/ボット感染、Linuxは不正侵入など、被害の質が違う。どちらが深刻かは、状況による。

Linuxはオープンソースなので、セキュリティホールがホワイトボックス的にチェックされ、発見されやすい。セキュリティホールが多く発見されることを危険と見るか、より入念にチェックされているとみるかは、意見が分かれる。

相対的に言って、WindowsユーザーのほうがITリテラシが低い人が多い(もちろんITリテラシの高いWindowsユーザーも、低いLinuxユーザーもいるが)。よってWindowsにおいては、ユーザーの不注意でセキュリティホールが生じたり、ユーザーの不注意を突いた攻撃が成立しやすい。

・セキュリティとユーザービリティはトレードオフになりがちだが、LinuxにくらべてWindowsにはユーザビリティに対する(暗黙および明示的な)要求が強い。

WindowsのシェアはLinuxより圧倒的に大きく、それゆえ攻撃の対象となりやすい。

ほかにも考えればいろいろ出てくると思う。

あと、クライアントかサーバーかなどといった「使われ方」がOSによって全然違うし、そもそも「セキュリティが高い」というのが具体的に何を意味するのかという定義が全くされていない。こういう漠然とした問題を平然と受け入れてしまう人は、エンジニアとして「それどーよ」と正直思う。

技術者であるのならば、こういう「客観的データ」を装った非論理的な話に惑わされないようにしたいところ。

余談だけど、個人的な感覚として、セキュリティ関連機能の充実度および全体的な製品の品質については、最近のものであればWindowsもLinuxもどちらも同程度に高いと思う。あと、Windowsは使われ方やユーザビリティの問題でセキュリティに対するプレッシャーが相当強いと思うけど、まあそこは売れてるんだから頑張ってね、という感じ。

あと、個人的なWindows/Linuxの好き・嫌いについては、クライアントとしてはWindows以外考えられない、サーバーとしてはWindowsが嫌いなわけじゃないけどLinuxのほうが使いやすいから好き、というところ。

まあ、要するに「別物なんだから適材適所でいいんじゃないの」と言いたいところなんですけど、商売や信念が絡むとそうもいかないのですね。

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