Second Lifeはサービスじゃなくて新しいインフラだという話

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「Second Lifeはつまんない」「何をやっていいかわからない」「流行るわけない」という声をよく聞きます。

実際そうだろうなあと思います。それは「Second Lifeはサービスじゃなくてインフラだから」だと、僕は思うのです。

僕が「Second Life実はすごいかも」と最初に思ったのは、会社の資料で「Second Life上での研修クラスの風景」のスクリーンショットを見たときです。教室で、先生が説明していて、複数名の生徒が椅子に座ってそれを聞いている。まあ要するに、いわゆるe-learningなんですけど、「目の前で先生がしゃべっている」「他の生徒が自分の周りに座っている」「そしてみんなで時間と場所を共有して、同じ話を聞いている」という感覚がそのスクリーンショットからも伝わってきて、これはブラウザで文字や音や動画を一方的に垂れ流す今のe-learningとは全く違うものになるんだろうなと感じたわけです。確かにブラウザでぱっと動画を見るほうが手軽だし自由度もたかいんだけど、この「めんどくささ」「不便さ」がもたらす現実感がユーザーに与えるエクスペリエンスは、結構重要なものなんじゃないかと思います。

ほかにも、たとえばブラウザ上のショッピングサイトでモノを買うのと、Second Lifeで実際にお店を訪れて、そこにいるいろんな人と話をしたり、他人の話がなんとなく耳に入ってきたり、そういう中でモノを買うのとでは、大きく違うはずです。

つまり、今のSecond Lifeにある「3D空間を移動できて、モノを作ったり買ったりできて、人と会話ができて」という機能はあくまでインフラであって、それは今のインターネットでいうブラウザとかハイパーリンクとか買い物カゴとかIMとか、そういうレベルのものなんじゃないかなと。だから、そこにどんなサービスが構築されていくのかがまだ全く見えない現時点では、流行る流行らないの議論すらできないというのが、今の実情だと思います。

ただ言葉を変えれば、今後3Dインターネットの時代が来たとき、その「ブラウザ」がSecond Lifeであるかどうかは、全く不透明だということです。もしかしたら、Second Lifeは3Dインターネット時代のNetscapeになってしまうかもしれません。

まとめると、僕の意見は「3Dインターネットの時代は来る」「でもそれがSecond Lifeかどうかはわからない」「でも今はSecond Lifeしかないわけだし、乗り遅れないようにやっておかないとね」「でも正直やることないよね…」というあたりです。

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