2007年2月アーカイブ

今日、予定をダブルブッキングして人に迷惑を掛けてしまいました。反省です…。

僕のスケジュール管理ツールはというと、仕事用のLotus NotesとGoogle Calendar、そして買ったけどあんまり使っていない手帳の3つ。

仕事で他の人とスケジュールを共有する以上、Lotus Notesへの入力は必須。でもNotesにあまりプライベートな情報は入れたくないので、Google Calendarも利用。で、Google Calendarは携帯でも見れるけど、やっぱり使いづらいので手帳を買ってみた。という感じです。

この3つをなるべく手間をかけずに同期させる手は無いか…と色々考えていたんですが、考えを改めました。

毎朝、ひとつひとつ目で確認しながら手作業で同期を取るのが一番です!たぶん!

こうすることで、自分のスケジュールがちゃんと頭に入るし、時間の使い方を見直したり考えるきっかけになるし、何よりもっとも確実に同期がとれます。

無駄な作業はどんどんツールで自動化すべきだけど、ものによってはあえて手間をかけたほうがいいものもあるということですね。

タイトルの通りです。

WebSphere Application Server Community EditionのEclipse pluginがうまくインストールできねーなーと困っていたのですが、Geronimoのプラグインをアンインストールしたらうまくいきました。プラグインの中身が同じ名前で(org.apache.geronimo.*)、それがぶつかってたみたい。

WAS CEとGeronimoは中身は(ほとんど)同じなので、そういうことになっちゃうのもわからんではないんだけど、いちおう別々のプラグインとしてリリースされてるわけだから、名前を変えるくらいの恥じらいはあってもいいんじゃないかとちょっと思ったです。

ちなみに、WAS CEプラグインのリモートサイトは下記を参照。

Eclipse Update site for IBM WebSphere Application Server Community Edition

たぶんこの本を通しで読むのは4回目。最初に読んだのは大学生の頃でした。

僕が初めて村上春樹の本を読んだのは「ノルウェイの森」が出る少し前のことで、その頃からのファンの多くと同様、「ダンス・ダンス・ダンス」より後の作品については素直に「好き」とか「面白い」と感じれない気持ちがあるんだけど、それでもやっぱり何年かに一度は読み返してしまいます。

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編
村上 春樹
新潮社 (1997/09)
売り上げランキング: 45884

この本を「村上春樹の最高傑作」だという人が多くいますけど、今回読んでみてなんとなくその意見も分からないではないなとちょっと思いました。表現は抽象的だけど、彼が表現しようとしているメッセージはすごく直截的で、丁寧に読んでみると、初期・中期の作品よりよっぽど「荒削り」な印象すら感じます。

村上春樹についてはたびたびノーベル賞の話がでますけど、今後実際に受賞することがあるかないかは別として、他の日本の作家とは完全に別次元の作品を作り出してることを、読むたびにつくづく感じます。

ところで、加納マルタ・クレタ姉妹と叶姉妹の奇妙な符合は、単なる偶然なんでしょうか?

最近、ITProみたいなIT系ニュースサイトで、「ICT」という言葉を時々見かけるようになりました。ICT = Information Communication Technology、つまり情報通信技術のこと。

僕はICTっていうのは、NTTコミュニケーションズがその社名にかけてキャッチフレーズとして使い始めて一般的になった、マーケティング的な用語(もちろんそれ以前から存在はしていた言葉なんでしょうが)だと認識していました。「ITの時代は終わりました。これからはICTの時代です。」みたいなCMもありましたが、このCMの言葉を真に受けちゃった人たちだけが勘違いしている言葉、くらいに思っていたのです。

でもITProでも見かけるようになったりして、「もしかしてこれって一般的な言葉として定着してるの?」とふと不安になり、ぐぐってみました。

Google 検索 : 「ICTとは」

上位4件が用語解説ですが、なんとそのいずれも「海外ではITよりICTという言葉のほうが一般的」と言っています。まじで??

確認のため、「3ヶ月以内」&「すべての言語」という条件で、検索結果ヒット数を比べてみました。

"ICT engineer" ・・・ 13,900件
"IT engineer" ・・・ 394,000件

"ICT consultant" ・・・ 154,000件
"IT consultant" ・・・ 1,230,000件

"ICT solution" ・・・ 116,000件
"IT solution" ・・・ 1,530,000件

うーん、この結果を見る限り「ITよりICTのほうが一般的」とは言えないと思いますが、僕の感覚以上に「ICT」という言葉が使われているのも事実のようです。かなりの驚きでした。ただ、僕は当分つかわないと思うけど。なんかかっこ悪いし…。

「イノベーションのジレンマ」という言葉は今やいたるところで使われていて、自分もなんとなくわかった気になっていたんですが、やっぱりこの本はしっかりよんでおかなきゃダメでした。

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき
クレイトン・クリステンセン 玉田 俊平太 伊豆原 弓
翔泳社
売り上げランキング: 3876

Amazonのレビューを読んでいると、この本を技術革新に関する本だと考えている人がいたようですが、これはやっぱりマネジメントの本だろうと思います。

IBMのオープンソースに対するコミットメントとか、MicrosoftのLive戦略とか、そういう自分の身近な事例を考えながら読むと、とても興味深いです。

「家にある本をできるだけ減らそうキャンペーン」中の僕ですが、これは間違いなく本棚に定位置を確保する本です。

大前研一の最新作。『The world is flat.』に似てるけど、『The world is flat.』よりはこちらのほうが断然面白いです。

大前研一 新・経済原論
大前 研一 吉良 直人
東洋経済新報社
売り上げランキング: 6481

話題は政治から経済学、ビジネスへとさまざまに広がりますが、一貫したメッセージは「国境というものが意味を成さなくなっている」ということ。大前さんは昔からの道州制の提唱者ですけど、たとえば「関東」という経済圏はOECDに加盟できるくらいの経済規模を備えているとか、そんな話も。ふーむ、なるほど。

あとは、農業保護主義を批判して「国家というのが自給自足の単位だと勘違いしてしまっている」という話もありました。これも「なるほど」という感じ。食料というのが「最後の一線」だというのは確かにその通りだと思うけど、エネルギー資源がほとんど存在しない日本においては、その「最後の一線」まで後退するということは現実的に不可能だし(収穫とか輸送とか保管とか、電気や石油なしでは無理)、やっぱり貿易無しでは生きていけないという覚悟を持って、農業生産でなく国際関係維持のレベルでリスクヘッジをしていくしかないんじゃないかなあと、改めて感じた次第。

分厚い本だけど、結構さらーっと読めます。

ちなみに『The world is flat.』は、半分まで読んで放り出してしまいました。

EclipseにApache Geronimoのpluginをインストールしました。正攻法では上手くいかずにちょっと苦労したので、メモを残しておきます。なお、以下すべて英語環境での手順ですので、メニュー項目は適宜読み替えてください。

まず、最初に試した正攻法(と思われる)方法は次のようなものでした。

"File -> New -> Server"で"New Server"ダイアログボックスを表示。選択肢にはTomcatやJBOSSなどはあるもののGeronimoはない。なので、ここの"Don't you see your server listed?Click here"をクリック。ここから、"Apache -> Geronimo v1.x"を選択。そのまま進んでいくと、Geronimoのプラグインのダウンロードとインストールが始まるのだが、"Error occured installing server: Could not download and install update feature."というメッセージが出てインストールが失敗する。

そこで、次の方法をとったところ、上手くインストールできました。

"Help -> Software Updats -> Find and Install -> Search for new features to install -> Finish"で、"New Remote Site"をクリック。Nameは適当に、URLは"http://geronimo.apache.org/devtools/"として、"OK -> Finish"とします。"Update Site Mirrors"の中から、上から2番目の"Recommended mirror:..."を選択し、あとはずんずんと進んでいくだけです。

元NHKワシントン支局長の手嶋龍一と、「怪僧ラスプーチン」佐藤優の対話。インテリジェンス、つまりいわゆる諜報とか国家情報戦略とかがテーマです。

インテリジェンス 武器なき戦争
手嶋 龍一 佐藤 優
幻冬舎
売り上げランキング: 19696

タイトルから「スパイ活動の裏側」みたいなものを想像してたんだけど実はそうではなく、国際政治においてインテリジェンスがいかに重要か、そしてインテリジェンスのプロの目から見た9・11や北朝鮮など、普段ニュースを見る目が鍛えられそうなそんな内容です。

それにしても何がすごいって、文体からしてあの手嶋龍一のねっとりとした声色と流し目が頭に浮かぶこと。お互い不気味なくらいほめ合ったりして…。なんだか不思議な雰囲気の対談です。でも、この二人が「本当に頭のいいヒトなんだ」ということは、読んでいてすごく痛感します。「本当に頭のいいヒト」というのは、テレビに出てくる有名な大学教授とか経営者とか科学者とか、そういう人たちともさらに一段違うレベルでの話。古くから歴史を超えて積み上げられてきた、インターネットなんかには決して乗っていない、重々しい知識を丁寧に積み上げてきた、そういう種類の頭の良さです。

国家情報戦略としてのインテリジェンスのみならず、彼ら二人の知性という意味でのインテリジェンスを感じる上でも、とても学ぶところの多い本。

インストールメモとか、設定メモとか、作業記録とか、そういうのは以前はWikiに書いたりしてたんだけど、最近はもっぱらこいつです。

Google Docs&Spreadsheets

特にDocsの方は「Ctrl + S」でセーブできるのがうれしいです。

明日、お客さんの前に「Javaに詳しいヒト」として登場しないといけなくなったので、あわてて一夜漬けで話題に出そうな技術を勉強中。ていうか、JSP0.91とかググっても全然情報がねーよ。

相当やばいけど、今まで「やらなきゃ」と思いつつ放り出してた勉強がザクザク進む。やっぱ、「はったり」→「ピンチ」→「がんばる」ってのが、新しいスキルを身に着けるのにはもっとも効果的かも。

それにしても、Java界隈はこの2~3年で様子ががらっと変わっちゃって、久しぶりに携わるとその変化ぶりに驚く。今日DB Magazineの「JavaEE開発」特集を立ち読みしてたら、囲み記事に「久しぶりにWeb開発に携わるベテランと若手エンジニアの会話」みたいなのがあって、ベテランが「僕が昔やってたのは、HttpServletクラスを継承してServletを書いてたんだけど」みたいなことを言うと、若手が「まじっすか!Servlet書くんすか!」と驚く、みたいな掛け合いをしてた。そうかー、フレームワーク時代のヒトだとそういう感じなのか。

Developers Summit 2007(略してデブサミ…って、この略称なんとかしてくれ)に行って来ました。場所は目黒の雅叙園。2日間の開催の初日です。

devsum20071.jpg devsum20072.jpg

以下、参加したセッションの感想文。

大規模ウェブサイトのスケールアウトモデル by バタラ・ケスマ氏(mixi)

mixiの中の人のスケールアウトアーキテクチャの説明。多段クラスタープロキシとか、DBサーバーのパーティショニングの話とか、エンタープライズ向けではあまり見かけないけどかなり参考になりそうな話がたくさん聞けた。特にDBのパーティショニングについては、DB2なんかだと製品の機能としてやっているところを、手作り(ハッシュ計算したり、パーティション分割を管理するDBサーバーを別途用意したり!)してるところがすごいというかかなり衝撃を受けた。ずいぶんトリッキーというか不恰好なやり方にも見えるけど、LAMPでやろうとするとこうするしかないわけだし、やっぱりDBのスケールアウトってのは永遠の課題なんですね。

メトリクスを使用したプロジェクト運営とソフトウエア エンジニアリングの実践 by 岩出智行氏(Microsoft)

バグ数とかテスト通過率などのメトリクスの話。最近個人的に興味深く感じてるはなしです。Visual Studio Team Systemの機能とかを紹介しつつ、メトリクスは時系列で分析して初めて意味があるんだよ、と。「今週のテスト通過率は80%でした」といっても、「先週は70%で今週は80%」なのか「先週は90%で今週は80%なのか」で全然意味が違う、と。

PlaggerによるRSS/Atomフィードのマッシュアップ by 竹迫良範氏(サイボウズ・ラボ)

衝撃を受けました。今日最大のヒット。

とりあえずプレゼンがむちゃくちゃうまい。面白い。スピード感が全然ちがう。やっぱ"2.0系"の人のプレゼンはすごいなあ。Wiiリモコンでプレゼンやってるんだけど、それに触れすらしない。恥ずかしながら、LDR(livedoor reader) Hackのことは全然知らなかった。LDRにGreasemonkeyをかまして、LDRのAjaxバリバリインターフェースを使って2chを読み込む、というのを紹介してた。これまでのマッシュアップはMVCのVを書き換えるものだったけど(GoogleMapを自サイトに組み込むとか)、LDR HackはVを活かしてCをいじることによって好きなMを使うものだと。

VisualBasic, Delphiから10分でJava+Flex2にポーティング by 比嘉康雄氏(ISID)

「有名人を生で見たいので出てみた」セッションその1。Seaserのひがさんですが、今日のテーマはSeaserではなくてFlex。Flexは会社でもよく話題になってるので気になってたんだけど、今日のデモはマシントラブル連発で、かなりグダグダな感じになってしまっていました。かわいそう。

ところで、WEB+DBP RESSSで読んだんですが、ひがさんは開発はすべて会社でやっていて、自宅にはPCがないんだそうです。すごい!!!

ビジネスモデリングを極める!(4+1)x1ビューで見える化する by 羽生田栄一氏(豆蔵)

「有名人を生で見たいので出てみた」セッションその2。ビジネススコアカードだとか戦略マップとかビジネスの5W1HとかRUPとか、そんな超上流エンタープライズの話。正直、途中で帰ろうかと思うくらい退屈だった…。


こんな感じでした。

今日一番印象に残ったのは、竹迫さん@サイボウズ・ラボのプレゼンと羽生田さん@豆蔵のプレゼンの「違い」。竹迫さんはWiiリモコン使ってものすごいスピードでスライドをめくって、毎日ネットを見てる人じゃないと理解できないようなネタをポンポン出して、Greasemonkeyとかいう言葉を説明無しで使う。いっぽう羽生田さんは、ビジネススコアカードの説明をレーザーポインタを使いながら語る。レーザーポインタって久しぶりに見た気がするけど、これ使ってるとずいぶん「おじさんプレゼン」ぽい雰囲気が漂うね…。

いずれにせよ、この「2.0系」と「おじさん系」のギャップに橋をかけれる人材は、この先数年間IT業界(おじさん系、というかエンタープライズ系のほうの)で貴重な存在になるんじゃないのかなと思います。

いろいろ刺激を受ける一日でした。明日は仕事があるので参加できないのが残念。

昨今、神社とか教科書とかの卑近なコンテキストでのみ語られがちな「右」「左」の概念を、その起源であるフランス革命にまでさかのぼって、その基本となる考え方について解説した本。とってもわかりやすい、良書です!

右翼と左翼
右翼と左翼
posted with amazlet on 07.02.13
浅羽 通明
幻冬舎
売り上げランキング: 2856
おすすめ度の平均: 4.0
5 非常にわかりやすい
4 何気に楽しめた
5 わかりやすかった。

この本を読むと、同じ考え方が時代や国、状況によって「右」と呼ばれたり「左」と呼ばれたり、あるひとつの政治活動がその内部に「右」的性格と「左」的要素を同時に含んでいたりすることなどが、よくわかります。つまり、「右」「左」というのは政治・経済についてまず大きな視点を持った上で、ある特定の方策が全体のどこに位置しているのかを客観的に把握するための指針であり、単純な「右」「左」というラベリング(そしてそれに対する反射神経的で浅薄な反応)がいかに無意味かということがわかります。

本書でも、ネット上での醜悪な「右」「左」議論について、激しい言葉で非難がなされています。

(略)インターネット上で生まれた「サヨ」「ウヨ」という罵倒語に近い呼称があります。その前提として、匿名で意見が表出できる「2ちゃんねる」などの掲示板やブログというツールを得て、プライドだけを肥大させたがゆえの精神的不安定を、他からの承認、もしくは他を圧倒した優越感で補償しようとする若い自意識たちの一部が、左翼的もしくは右翼的言説を盛んに公表し、またそのリアクションとして、批判、再批判、攻撃、罵倒が飛び交うという状況がありました。

肥大化した若い自意識が、これから実力や社会的持ち場を時間をかけて育ててゆくじれったさを回避して、それっぽい言説のまとい方を覚えることで「左翼である私」「右翼である私」として手っ取り早く格好をつけようとするパターンは、戦前の左傾青年以来、珍しくありません。

「右」「左」問題に限らず、インターネット上における議論のグロテスクな面を明快に斬った、気持ちのいい文章だと思います。

また、次の文章もとても興味深いものでした。

(略)対日批判を知り、いつしか豊かな大国「日本」と重ね合わせられていた己の自意識が傷つけられたと感じて、その補償として「右」的な言説を求めるとか、政治家の発言などに現れた「右傾化」に触れ、学校教育の過程でいつか自らの一部となっていた戦後平和主義の危機=プライドの危機を感じて、その補償として「左」的警世の声を欲するとか(略)

この問題で感情的な反応が多いのは、単なる政治の問題ではなく、プライドに組み込まれた価値観の問題だからなのですね。

この本は、既存の「右」「左」の立場から距離を置いた公平な視点で書かれているという点で、僕のような(そしてこの本の想定読者である)入門者にはとても有意義な本です。正直言うと、ところどころで筆者の主張が言葉の端々に漏れ出してる部分もあるのですが、まあ許せるというか、しょうがないレベルかなと。

また、政治的ポジショニングをあらわす指標として「リベラリズム」「コミュニタリアニズム」というものがありますが、これは「ウェブ人間論」の平野さんの説明がとてもわかりやすかったです。

(略)リベラリズムは、人間の理性や合理的に善悪を判断しうる能力というものを信じていて、結果として社会には一定のルールが形成されると考えるわけで、ネット社会の秩序観は、梅田さんのお話を伺っていても、基本的にはリベラルだと思います。人間そんなにバカじゃないから、規則でギュウギュウ縛らなくっても、それなりのふるまいをするよっていう。

他方で、コミュニタリアニズムは、人間の合理性というようなものをあんまり信じていなくて、共同体の構成員であるからこそ、人間は秩序の中で生活することが出来るんだという立場を採る。それで、伝統や慣習といったものに大きな価値を置くんですね。

この二つはそのままアメリカの共和党・民主党のスタンスであり、その意味でアメリカの二大政党制は論点がはっきりした明確なものであることがよくわかります。

3週間ほどまえに引越しをしました。以前はCATVでインターネット接続をしていたのですが、今回はYahoo! BBのADSLです。これがとりあえずつながらない。

最初はつながってる時間と切れてる時間が半々くらいだったんだけど、1週間くらいまえから1時間に数分しかつながらなくなってしまいました。

サポセンに電話したところ、「モデムを交換します」とのこと。今までは「Trio 3G」というモデムだったのですが、今回は「Trio 3G Plus」というやつが送られてきました。前のはパソコン接続用のポートが1つしかなかったのですが、今回の「Plus」は4ポートあるので、ローカルのハブとかルーターがなくても複数台接続することができます。

で、今日新しいモデムが届いて接続してみたのですが、今のところ快調につながっています。でも前回も最初は問題なくて、次第にダメになっていったので、まだちょっと不安。

Slashdot | 技術者の知識の半減期は5年になる

ふむ、SE35歳定年説なんかよりは、格段に真実味がある気がする。

半減期が5年ということは、10年後には今持っているスキルの3/4が使い物にならなくなるということか…。そもそも35歳定年説も、新人研修以来ほとんど自己研鑽をしてこなかった人の10年後ということも言えるかも。

やべ~。

Slashdot : 多数の社内ブログ/SNSの導入企業から「2ちゃんねるへの書き込みが減った」との声

昨今かまびすしい企業内SNSの話。

よくmixiなんかで、高校生が喫煙や飲酒の話題を日記やコミュニティの掲示板に書いてたりする。もちろん単にアホなだけというのもあるだろうけど、ある世代の人たちにとって、SNSへの書き込みが「公共へのpublish」だという意識が無いのかも、とも思う。みんな、友達へメールをするような感覚で書く。でもあくまでメールじゃなくてSNSなので、それが少しだけじわっと他人にも漏れ出す。

2chは「王様の耳はロバの耳」の世界だから、偽悪的になったりエゴがむき出しになったりする一方、blogはちょっとかっこつけてまじめに書く感じ。SNSはその中間で、特定少数の視線があるので滅茶苦茶にはならないけど、ちょっと本音というか素がでる。そしてその素は、不特定少数にも実は覗かれてたりして、そこから新しい関係性が生まれてくる。この特定少数+不特定少数っていうのが、SNSが実社会に近い、ほどほどで安定的な世界を作る秘密なのかな。mixiが荒れるのは、2hcやコミュで個人たたきが始まったときですよね。こういう風に、不特定少数じゃなくて不特定多数の視線に個人が急にさらされると、穏やかならざることになる、と。

言うまでもないことだけど、企業内SNSってのは会社が管理しようとしないことが成功の秘訣だと思う。同期の社員同士が飲み会の企画に使うところから始まって、仕事の情報交換や、仕事の悩み打ち明けにまで広がっていけば、かなり有用なコミュニケーションツールになりそう。仕事の情報交換のインフラとしてだけではなく、個人としてのコミュニケーションもOKにしてあげないと、誰も使わないんじゃないかな。仕事のツールじゃなくて、福利厚生として考えるくらいのノリで。もちろん時には仕事のグチもでるだろうけど、そこは特定少数の目があるから、ほとんどの場合はある程度自然に収束するはず。

もちろん問題は、自然に収束しないような「困ったちゃん」のケースなんだけど、そういった人は実際の仕事でも周囲に迷惑をかけてるだろうから、まあそういう人なんだなということで割り切るしかない気がする。SNSでの発言を理由に懲戒とかってのをアリにしちゃうと、やっぱり誰も本音を語らなくなっちゃうだろうし。

ほんとは大企業にこそこういう企業内SNSみたいなツールは必要なんだろうけど、SNSを活性化させるために必要な「おおらかさ」は大企業ほど少なくなりがちなので、その辺が普及のための課題かな。

どうでもいいけど、「脳内ブレスト」って脳が再帰的だなー。

アメリカの田舎で暮らす名も無き人たちの、ささやかで少し物悲しい暮らしを切り取った12篇の短編集。

巡礼者たち
巡礼者たち
posted with amazlet on 07.02.05
エリザベス ギルバート Elizabeth Gilbert 岩本 正恵
新潮社
売り上げランキング: 31231
おすすめ度の平均: 5.0
5 言葉にできないもの
5 理想の短編集
5 心地よい短編集

一話一話はすごく短いのだけれど、出てくる人々の姿や風景、できごとが圧倒的に瑞々しく、読み始めた瞬間にその話の世界に引き込まれる感じ。話の中の人々は決して幸せではないのだけど、その人たちを見守る温かい視線を、文章の中に感じます。

すばらしい短編集でした。

以下の話はこの本とは全然関係が無いのですが、僕はもともとあまり短編小説を読みませんでした。最近思いついたのですが、その理由は学校の国語の授業だったのではないかと思います。

国語(現代国語)の授業では、長編小説から数十ページ(テストでは数ページ)が抜き書きされて、それを元に「この時の主人公の気持ちに最も近いものを選べ」とか「この章で作者が最も伝えたかったことを100文字以内で書け」とかいうことをさせられます。そもそも、長編から数十ページを抜き出して読んだものを読んだって面白いはずはないし、「主人公の気持ち」も「作者の伝えたいこと」にもあまり興味が持てず、僕は高校生まではほとんど小説を読まない子どもでした。

その後、大学生になって国語の授業を受ける必要が無くなり、自分の好きな小説を「主人公の気持ち」も「作者の伝えたいこと」も気にせずに読めるようになって、初めて読書の面白さを感じることができるようになりました。ただ、長編小説の場合は「ただ読んで楽しむ」というのができたんですけど、短編小説ってストーリーらしいストーリーもないし、何かを「ほのめかしげ」なものが多いので、なんとなく「短編小説っていうのは、国語の授業的にそこに隠されたメッセージを読み取らないといけないものなのかな」という意識があって、ちょっと苦手でした。

でも、この本のような質の高い短編小説を読むと、短編だって単に読んで楽しめればそれでいいんだということがよくわかります。よくできた短編小説であれば、「主人公の気持ち」も「作者の伝えたいこと」も、言葉にはならずともしっかり伝わってきますから。

シリコンバレーでコンサルティング会社を営む、ブロガーとしても有名な渡辺千賀さんの本。

ヒューマン2.0―web新時代の働き方(かもしれない)
渡辺 千賀
朝日新聞社
売り上げランキング: 5069

もともと僕はこの本を買おうかどうか迷っていたのですが、本屋で「はじめに」だけを立ち読みし、その内容がかなり面白かったので、その後すぐにamazonで注文してしまいました。

その「はじめに」で僕がもっとも「ほほぅ!」と思ったのが、この話。

一九九八年の調査では、アメリカ国民の一九%が「自分は国でトップ一%の稼ぎ」と思っている。さらに、次の二〇%も「一生のうちいつかはトップ一%の稼ぎができる」と考えているのだそうだ。

すごい!この脳天気さは、確実にアメリカという国のパワーの源のひとつでしょうね。

ただ、本書について率直に言うと、この「はじめに」に以外の内容は「ふ~ん」という感じでした。本のタイトルは「ヒューマン2.0」となっているものの、内容の90%以上はシリコンバレーで暮らす人々の生活や働き方の紹介。将来シリコンバレーで働きたいと思っている人には役立つ話も多いでしょうが、日本での生き方や働き方に参考になる話かというと、僕はちょっと疑問。

僕は基本的に人にオススメしたいと思った本についてしかblogに書かないことにしていますが、本書だけは「トップ一%の稼ぎ」の小ネタを書きたくて、エントリーしてしまいました。

やばい、今まで知らなかった。Firefoxな人は必須。つか、デフォルトで実装されてるべき機能ベスト3に入るなー。

Split Browser

Google Adsense

アーカイブ

なかのひと

なかのひと

2008年12月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

Profile

大井雄介 / Yuhsuke Ooi
gmail

最近のコメント