僕はドイツW杯のずっと前から、(アーセン・ベンゲルを除いては)オシムこそ次の日本代表監督にふさわしいと考えていたし、今でもそう思っています。だからといって、彼のすべてを盲目的に肯定し、やることなすことを「何か意図があるに違いない」と深読みしすぎる今のマスコミの風潮には、大いに疑問を感じます。
ここで敢えて、声を大にしてオシム批判をさせて頂きます!
まず一つ目。司令塔タイプのテクニシャン(特に海外組)を招集しないことについて。
オシムはテクニシャンばかりをずらりと並べたジーコ式に対し、「水を運ぶ選手」がもっと必要だと言います。そこに異論はありません。しかし、今の日本代表には、明らかに司令塔が不足しています。走る選手はいますが、走らせる選手が不足しています。先日のガーナ戦では、中村憲剛の投入後、明らかにチームが活性化しました。これは、中村が特別よいプレーをしたというよりは、そもそも司令塔タイプの選手が必要だった証拠だと思います。今のメンバーで一度チームを作り上げた「後で」、中村俊輔・小野・小笠原などをそのチームに放り込むとしたら、その融合にはまたとても長い時間がかかるでしょう。オシムさん、早めにあなたの考えるベストメンバーを招集してください!
二つ目。決定力に対する考え方について。
先日のガーナ戦は0-1での敗退という、残念な結果でした。ただ、僕はそれ以上に、オシムの「内容は悪くなかった。内容では勝っていた。」という発言にショックを受けました。ずっと以前から、「内容は悪くないけど、決定的なチャンスを決めれない」というのが日本の課題だったはずです。ジーコジャパンも、「内容は悪くないけど、決定的なチャンスを決めれない」チームでした。それをなんとかするのが、オシムジャパンに課せられた使命だったはずです。もちろん一朝一夕に解決する課題ではありませんが、すくなくともそこが課題だという意識だけは忘れないで欲しいと思います。オシムさん、決定力についての問題意識を忘れないでください!
今の日本代表を救えるのは、オシムさんしかいないと本当に思います。がんばってください!明日のインド戦、期待しています!
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