録画してあったNHKスペシャルを観る。
NHKスペシャル「硫黄島 玉砕戦 ~生還者 61年目の証言~」
太平洋戦争でもっとも悲惨な戦場のひとつだった硫黄島の、その生還者の声をもとに、あの島で何が起こっていたのかを明らかにするドキュメンタリー。
その言葉や写真には、ただ絶句するのみ。投降も、自決すらも禁じられて戦い続ける2万の兵士。特に悲惨なのは、大本営が「玉砕」と発表したあともわずかに生き残り、米軍と戦い続けた人たち。上官は口減らしのために、若い兵隊に突撃を命じる。水も食料もなく、日本兵が互いに殺し合い、また米軍の火炎放射器で焼かれた日本兵の炭を食べて飢えをしのぐ。元帰還兵の方々が、身を絞るようにこれらの体験を語ってくれているが、きっとそれでもまだ語れない事実もあるのだろうと思う。
今年の終戦記念日のテレビは、神社とか裁判とかデモとかそんな話題ばかりだった。もっとちゃんと、戦争のことについて語り合わないといけないと思う。テレビで証言されていた元帰還兵の方は、みな70代後半から80代だった。
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