2006年8月アーカイブ

「もっとも偉大なサッカー選手」というと、やっぱりペレが1番になっちゃうと思うけど、「もっともサッカー界に影響を与えた選手」といえば、やはりクライフでしょう。

ヨハン・クライフ―スペクタクルがフットボールを変える
ミゲルアンヘル サントス Miguel Angel Santos 松岡 義行
中央公論新社 (2002/05)
売り上げランキング: 65,758

選手として、そして監督として、サッカー界に誰も真似できない圧倒的な足跡を残したクライフ。その華麗な経歴と、時に多くの敵を作り問題を起こした独特の個性が、事細かに書き綴られています。著者の視点も、賛美と冷静の両方をバランスよく備えています。

ところで、この本ではあまり取り上げられていませんが、クライフといえばやはり色々な「名言」がありますよね。

ボールを走らせろ。ボールは疲れない。

というのは有名ですが、僕が一番すきなのはこれ。

勝つときは泥臭くてもいい。ただし、負けるときは美しく。

負けるときは美しく!かっこよすぎます。

Amazonの一部の商品について、Amazletが使えなくなっているようです。ものによって、URL内のASINがエンコードされちゃっているものがあって、その場合にAmazletのブックマークレットが上手く動作しない模様。

Amazletのサイト内で検索してリンクを作れば、うまくいきます。

ビエリが月収22万円でアタランタに復帰

vieri.jpg

これまでの10年間で67億円を稼いだビエリですが…。(参考)

22万って…大卒初任給かよ!

中田みたいな引き際のよさもアリだとは思いますが、俺は泥臭くがんばるビエリを応援するぞ!

先週からSad iPodくんになってしまった僕のiPod。復元(=初期化)しようにも、ディスクモードにならない状態です。

というわけで先週、2年ほど前に購入したさくらやに持っていったんだけど、修理の受付はさくらやではやっておらず、Apple Storeに行けとのこと。購入してから、Appleの保証の1年間は過ぎていたものの、さくらやの保証に入っていたので、いったんApple Storeでお金を払って修理して、その領収書をさくらやに提出すれば、修理代の70%が返ってくるんだそうです。

というわけで、今日銀座のApple Storeに行ってきました。

店の入り口にいた店員さんに「iPodの修理おねがいしたいんですけどー」と聞いたところ、なんと修理の受付は予約制とのこと。その場で予約を取ってもらいました。約20分待ちでした。

順番が来て、店員のお姉さんに状況を説明。いろいろいじってもらうと…あっさりディスクモードに。うーん、なんかコツがあるのかなあ。それとも、「故障は他人に説明しようとすると直る」という真理が発動したのか。いずれにせよ、そんなわけであっさり直りました。ただ復元をしてもらったので、僕がiPodに入れていた曲は全部消えてしまい、かわりにお姉さんがテストで入れてくれた20曲が、今僕のiPodに入っています。Alicia KeysとかGreen Dayとか、そんなの。もともと自分で入れていた曲を戻す前に、しばらくはこれを聴こうっと。

ちなみに、仮にHDDの故障とかで「修理」となると、\29,800かかるんだそうです。修理といっても、実際は新品との交換。旧モデルであっても、ちゃんと交換用の在庫があるんだそうです。あと知らなかったのが、バッテリー劣化による交換。これであれば、\6,800で新品と交換してもらえるんだそうです。バッテリー劣化と判断される条件は、購入後1年を経過していて、連続再生時間がスペックの半分以下になっていて、バッテリー以外に故障がないこと。iPodのバッテリーがへたってきたという人は、検討してみるといいかも。

それにしても、やっぱApple Storeはすごいなあと改めて実感。店員さんはみんな若いんだけどすごくしっかりしてて丁寧だし、人数も多いし、店内はおしゃれだし見やすいし、品物は豊富だし。さすがのブランド戦略。MacBookいじってたら、じわじわ欲しくなってきちゃったよ…。

録画してあったNHKスペシャルを観る。

NHKスペシャル「硫黄島 玉砕戦 ~生還者 61年目の証言~」

太平洋戦争でもっとも悲惨な戦場のひとつだった硫黄島の、その生還者の声をもとに、あの島で何が起こっていたのかを明らかにするドキュメンタリー。

その言葉や写真には、ただ絶句するのみ。投降も、自決すらも禁じられて戦い続ける2万の兵士。特に悲惨なのは、大本営が「玉砕」と発表したあともわずかに生き残り、米軍と戦い続けた人たち。上官は口減らしのために、若い兵隊に突撃を命じる。水も食料もなく、日本兵が互いに殺し合い、また米軍の火炎放射器で焼かれた日本兵の炭を食べて飢えをしのぐ。元帰還兵の方々が、身を絞るようにこれらの体験を語ってくれているが、きっとそれでもまだ語れない事実もあるのだろうと思う。

今年の終戦記念日のテレビは、神社とか裁判とかデモとかそんな話題ばかりだった。もっとちゃんと、戦争のことについて語り合わないといけないと思う。テレビで証言されていた元帰還兵の方は、みな70代後半から80代だった。

買ってはいけない!…と言ったら言いすぎでしょうか。

テクノロジストの条件
P.F.ドラッカー 上田 惇生
ダイヤモンド社 (2005/07/29)
売り上げランキング: 1,925

「はじめて読むドラッカー」シリーズの第4弾です。今回のテーマは「テクノロジスト」、ということで期待して読んだのですが、読んでいると「どうも読んだことがあるなぁ」という文章が多くて、よく確認してみたら、本書中の約半分の文章が、すでに既刊の3つの「はじめて読むドラッカー」で紹介されている文章でした。ぶー。しかもその事実が、あとがきにちょろっと触れられているだけなのです。

ドラッカー先生ですから、言うまでもなくこれら文章の内容はものすごいんですけど、既刊の3つを読んだ人がこの事実を知らずにこれを普通に買うと相当へこむだろうし、既刊3冊を読んでない人であれば、既刊3冊のほうをお勧めします。俺は借りて読んだので、まだショックは少なかったですけど。

しかし、なんでこんな本を出したんだろう…。ドラッカー先生、訳者の上田先生は何を考えてたのか。ちょっとショック。

2年ほど前にホノルルの空港で、あまったドルを使い切ろうと思って買った本。やっと読みました。残念ながら、まだ日本語には訳されていないようです。

Life of Pi: A Novel
Life of Pi: A Novel
posted with amazlet on 06.08.27
Yann Martel
Harvest Books (2003/05)
売り上げランキング: 112,618
おすすめ度の平均: 4.33
5 Incredible story
4 A very interesting journey
3 Fascinating yet hard to believe

インドで動物園を経営する家庭で育った少年。動物を連れてカナダに引っ越すことになったのですが、インドに向かう船が沈没。少年は、ベンガル虎と一緒に救命ボートで漂流することになり…。事実なのか?作り話なのか?とても不思議な話です。

この本については、読んだという外国人ふたりから感想を聞いたのですが、二人とも大絶賛でした。そして二人とも「結構簡単な英語だから読め」と言っていたのですが、実際はとんでもなく難しかった…。動物園や漂流のシーンが長く、動物がらみの全然しらない単語が連発だったり、それ以外にもちょっと変わった言い回し・言葉遣いが多くて、読むのに相当時間がかかりました。

それにしても、ほんと不思議な話。

ふと思ったんですが。

僕がSE(と呼ばれるのが嫌い)になってから8年。プロジェクトの現場でやってる仕事って、なんだかまったく進化してない気がする…。

もちろんハードウェアは協力になった。ソフトウェアも多機能になった。ネットワークも速くなって、ツールも便利になった。でも、仕事のやり方がまったく変わってない。

提案書書いて、要件定義、設計、開発してテスト、パフォーマンスが出なくてコードレビューしたりトレースかけたり、コードを手で修正したら設計書への反映がもれてて、サービスイン後の保守でその部分が致命的な障害を引き起こしてトラブル対応で徹夜、みたいな部分。

こういった仕事に変化を加えるのは、たぶんプロジェクトマネジメントと開発メソドロジー。

どっちもこの数年、世間でも割とブームで、関連本が出たり@ITで語られたりしてるけど、億単位や十億単位のプロジェクトで使えるようなものは全然出てくる気配がない。もちろんそういうプロジェクトをやってるような大型SIerは社内でコミュニティを抱えてて、俺が勤めてる会社でも社内でいろんな新しいことが日々提唱されていたりするけど、なかなか定着しない…。

今ドラッガーの「テクノロジストの条件
」を読んでいるけど、彼いわく注目すべきは「仕事」であって「道具」ではないのだそうだ。

SEの仕事は何によって変わるのか、もしくは変わらないのか。

ただ、こういうことを言うと反感を買いそうだけど、残業自慢や病気自慢をしてるSEさんを見ると、SEさん自体が現代の労働集約的ワークスタイルを変えたいと思っていないような気がしちゃうのは気のせいでしょうか…。

サッカーライターの杉山茂樹氏が雑誌Numberに書いた記事をまとめたもの。

ドーハ以後―世界のサッカー革新のなかで
杉山 茂樹
文藝春秋 (2000/10)
売り上げランキング: 151,179
おすすめ度の平均: 4
3 風化
5 辛口コメントでおなじみの杉山茂樹氏、しかし分析力はピカ一

基本的に90年代の記事ばかりで、はっきり言って古いです。内容はバラエティーに富んでいて、ドーハからフランスまでの日本代表、そして90年代のチャンピオンズリーグ、アメリカ・フランスのワールドカップなどなど。切り口も、日本代表については緻密な戦術の分析が中心、一方ヨーロッパのサッカーについては旅行記的なテイストが強かったりして、いろいろです。

僕はアメリカワールドカップはテレビで見た覚えがあるんだけど、そのころのヨーロッパクラブサッカーについては完全に「歴史上」のこととしてしか知らなくて、アヤックス最強時代の話とか、脅威の新人ギグスとかw、古すぎて逆に新鮮だったりします。

まあでも、よっぽどサッカー好きな人でないと読んでもつまらないだろうし、読む必要もないんだろうなー。

Sad iPod くんが登場してしまった。

復元(=初期化)も出来ない。耳を寄せてみると、ディスクがコキコキいってるよ…。くそう。

さくらやの保証、残ってたかなぁ…。

チャップリンの名作中の名作。

街の灯
街の灯
posted with amazlet on 06.08.20
ジェネオン エンタテインメント (2000/01/25)
売り上げランキング: 49,323
おすすめ度の平均: 5
5 チャップリンの素晴らしさを味わうのには必須の名作。
5 素晴らしきチャップリン
5 笑そして泣

ほとんどセリフのないパントマイム映画ですが、とても情感豊かなストーリーで、動作の緻密さも驚くほどです。チャップリンの映画を見ていると、ドリフターズがチャップリンから受けた影響がいかに強いものか、よくわかります。「全員集合」はあれを生でやっていたということで、それはそれでものすごい驚異的なんだけど。

75年前の映画ですが、歴史名作とかそういう意味ではなくて、今見て普通に感動できる映画です。

仕事で「Solarisユーザーに弊社サーバー+Linuxに乗り換えてもらおう」的なタスクがあるのですが、「でも俺Solarisってほとんど使ったことないんだよな~」とということで、早速セットアップしてみました。

WindowsXPマシンにVMware Serverがセットアップしてあったので、ここに新しい仮想マシンを作って(設定は全部デフォルト)、そこにSolaris 10をインストール。インストールもデフォルトの設定でスムーズに行きました。途中5分くらい応答がなくなって、「フリーズ?」と思って再起動させちゃったりしたことがあったけど、単に時間がかかっていただけで、放っておいたらちゃんと進んでいきました。

それにしても、VMwareもSolarisも無料なわけですよ。5年前にはこんなこと想像も出来なかったですよ。仮想マシンだから場所もとらないし。すごい時代だー。

スポーツナビ イエメン戦後 オシム監督会見

最近のオシムの一言々々、一挙手一投足を意味ありげに捉えるような風潮には疑問を感じますが、このインタビューは読み応えがあります。そして、日本のサッカー報道を変える可能性を感じます。

これはサッカーだけに限った話ではありませんが、スポーツにおけるインタビューのレベルの低さには、ほんとうにうんざりさせられることがあります。よくあるのが「大変厳しいゲームでした」と言ってマイクを向ける。インタビューなのに疑問文にすらなっていない…。インタビュアーの選手に対する「あうんの呼吸で俺に合わせろよ」という傲慢によるものです。プロの仕事とは言えません。

これにたいして中田英寿は挑発的な態度で挑みましたが、多くの記者が彼のそういう態度に反感で応じてしまったため(多くの記者は彼より年上だったでしょう)、うまくいきませんでした。

オシムは、通り一辺倒の質問しかしない記者に対し、自らその日の試合の課題点をさらしていきます。オシムのアプローチは中田よりは大人だし、経歴も年齢も記者に威厳を感じさせるのに十分なものです。あのインタビューに参加して、もっと本質的な質問をしていかなくてはと感じなかった記者はいないでしょう(いたら記者失格だと思います)。実際、会見の後半に行くにつれて、より意味深い質問が飛んでいます。そしてオシムもそれに真摯に回答しています。

その中でも僕がもっとも重要だと感じたやり取りがこれ。

――エレガントと効率性は両立しないということだが、エレガントなプレーをする日本の選手についてはどう考えるか?

 意味は分かる。あまりにもエレガントなプレーヤーは難しいかもしれない。普通に美しいプレーヤーはどうか? 格好いいかもしれない。美しいプレーをして、その結果はどうなるか? その結果を考慮したい。美のために死を選ぶという選択はある。だが、死んだ者はサッカーができない。美しさを追求して死ぬのは自由だが、そうなるともうサッカーではない。現代サッカーのトレンドはそうではない。今はどんなに美しいプレーをしたかではなく、何勝したか、それが求められる。残念ながら。

明らかに、天才・小野伸二のことを指してのやりとりです。

小野は、パサー(つまり「走る」よりは「走らせる」ことが多い)というスタイルや、リフティングなどの小技の上手さばかりがクローズアップされることから、オシムの掲げる「走るサッカー」とは反対のスタイルの選手であると考えられがちです。確かにオシムサッカーでレギュラーをつかむためには、パスを出した後のダッシュ(パス&ゴー)の徹底など、もっと改善すべき点はあるでしょう。

でも、彼は決して「走らない」選手ではないし、献身的に守備もこなすし、精神的にも決して弱いわけではないと僕は思います。フェイエノールトで確固たる位置を得て、最終的にキャプテンを務めるまでになったことは、その証拠でしょう。怪我の多さは、確かに…いかんともしがたいところではありますが。

それでも、やはり小野は日本の歴史上で、もっともサッカーの才能に恵まれた選手だと思います。サッカーの才能とは、決してリフティングの才能ではなくて、彼がプレーをするチームを勝たせるために使うことができる才能すべて、です。楽な道のりではないでしょうが、まずは浦和で確固たる活躍を見せて、日本代表で、そして再び海外のリーグで、日本の誇る天才のプレーを見てみたいと思います。

あのような形で戦争に向かって突き進み、あのような戦争を戦ってしまった日本という国を、特に当時の国内の政治や軍部の事情について語っていくことで明らかにしようという本。個人的な終戦記念日企画として読んでみた。

あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書
保阪 正康
新潮社 (2005/07)
売り上げランキング: 116

「自虐史観」でもなく、「新しい歴史教科書」系でもない、冷静な視点で日本にとっての第二次世界大戦をまとめた本を読みたいと思っていたのだが、この本は最適だった(余談だけど、「大人のための歴史教科書」という副題は、昨今のヒステリックというか幼稚な議論の風潮に対する皮肉なのではないのかとも思う)。開戦から終戦までの歴史がポイントを絞ってまとめられており、僕のような歴史素人でもよく理解できた。

それにしても、多くの若者(子供といってもいいくらいだ)が爆弾を抱えて片道の燃料でアメリカの艦隊に突撃して行ったこと、そしてそういったことがこの日本という「国」によって(一部の狂信的テロ集団などではなく)行われていたことについて、いまさらながら強い衝撃を覚える。そして、それははるか昔のことではなく、たった60年前、僕らの祖父母の世代の日本人の話なのだということについても。

たった60年で、日本人が「あのような狂気に巻き込まれることは今後絶対無いくらいに賢くなった」と言い切れるだろうか。イラクでの自爆テロのニュースを見ても、恐ろしいとは思いながらも正直他人事のように感じてしまう部分があるのだが、きっと他人事ではない。当時の日本は、もっと禍々しい空気が国全体に充満していたわけだし、(くどいけど)それはたった60年前のことなのだから。

心の問題でも外交問題でもなくて、現在進行形の問題として捉えなくてはいけないことが、きっとたくさんあると思う。

さらさらっと読めます。

Web2.0でビジネスが変わる
神田 敏晶
ソフトバンククリエイティブ (2006/06/16)

「Web進化論」より簡単。「Web進化論」がピンとこなかった、普段Web2.0的世界に触れていない人は、こちらのほうがわかりやすいかと思います。

後半、Web2.0とあまり関係のない筆者の主張(とくに既存メディアへの批判というか文句)にちょっと苦笑なところもありますが、まあそこはご愛嬌。

わりとお気軽なタイトルですが、中身はかなりヘビーです。

図解入門 よくわかる航空力学の基本―飛行機が飛ぶ原理と仕組み
飯野 明
秀和システム (2005/05)
売り上げランキング: 16,212
おすすめ度の平均: 4.5
4 類書の中では、より深いところまでつっこんでいる。でもわかりやすい!
5 よくわかる航空力学の基本

僕は大学で航空宇宙工学専攻だったんですが、航空機力学や粘性・圧縮性流体力学など、航空宇宙工学の4年生で学んだことが書かれていたりします。もちろん大学の教科書と比べると平易な言葉や図を使って書かれているんですが、それで内容が誰にでも理解できるようになるかというと、そういうわけでもないですしね。僕が大学生のときに、サブテキストとしてこんな本があったらよかった(留年しなかったw)なぁと思いますが、それなりのバックグラウンドを持った人でないと、ちょっとしんどいかもしれません。

それにしても、「なんで飛行機は飛ぶのか?」つまり「なんで流体中の翼には揚力が発生するのか?」というのは、とても答えるのがむずかしい質問です。流体力学にさまざまな仮定を持ち込んで計算すれば確かにそういう力(揚力)が導出できるのですが、なんでそんな改定が持ち込めるのか、その仮定は実際的にどういう意味を持つのか?というのは、僕には上手く説明できません。というか、正直よく理解していません。そもそも、流体力学自体が非常にマクロで抽象的な概念に基づく力学ですし。言うまでもなく自動車にも電子レンジにもコンピュータにもそれぞれ複雑な科学が駆使されているわけですが、その動作の根本原理のわかりづらさにおいては、航空機がダントツなんじゃないかと思います。

沢木耕太郎による日韓ワールドカップ観戦記。サッカーそのものよりも、どちらかというと試合を追いかけて日韓のさまざまな土地(特に韓国)を走り回った、その旅行記的な部分が強い本です。

杯(カップ)―緑の海へ
杯(カップ)―緑の海へ
posted with amazlet on 06.08.12
沢木 耕太郎
新潮社 (2006/04)

沢木さんは、サッカーの内容でも、成績でも、そして国を挙げてワールドカップを盛り上げようという姿勢でも、日本は韓国に完敗したと書いていますが、それは僕も同感です。実は僕も、2002年ワールドカップでは韓国に2試合を見に行きました。そこで多くの韓国人の人に会いましたが、タクシーの運転手も、焼肉やで会った大学生の集団も、スタジアムのボランティアも、みんな驚くほど親切でした。日本に来た外国人は、僕が韓国で受けたような歓迎を受けることができただろうかと、つくづく心配になります。

ただこの本を読んでいて改めて驚いたのは、メディアがいかに多くのチケットを確保していたのかということ。本書でも、最初は「席はいまいちだったが、チケットを取れない多くの一般の人を思えば、スタジアムで観れるだけでもありがたいと思わなくてはいけない」という話とともに、「メディア席で観たけど、念のために一般の席のチケットも持っていた」みたいな話も多く出てきて、ちょっとなんだかなぁーという気も少ししました。

でも、こういう風にW杯期間中にいろんな土地を転々としながらいくつもの試合を追いかけ続けるという生活、死ぬまでに一度はしてみたいです。いつかできるかな…。

金曜日に会社の人たちと、江戸川橋の石ばしというお店にうなぎを食べに行ってきました。

僕らは予約をしてもらっていたので大丈夫だったのですが、18時に店に着いたときにはすでに「売り切れ」の張り紙が。やはり予約は必須のようです。

お座敷に通され、お通しの枝豆、冷奴、しらすおろしをつまみつつビールや日本酒を飲みまつこと1時間ちかく、いよいよ白焼き、肝焼きが登場し、そしてメインのうな重へ!

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話には聞いていましたが、結構脂っこくなくてふんわりしたうなぎです。うまいうまい!うな重もうまかったけど、白焼きが特においしかった…。

お値段は、一人約9,000円。たまにはこういうのもいいですね。

日本 2 - 0 トリニダード・トバゴ

オシムジャパン初戦、国立競技場に観に行ってきました。

060809.JPG

台風が心配だったのですが、東京は夕方くらいからすっかりいい天気になり、試合中パラパラと振ってくることはありましたが、なんとか無事に観戦できました。

注目のスタメンは、GK川口、DFがトゥーリオと坪井でサイドに駒野と田中(隼)、中盤が(たぶん)ダイヤモンドで、トップ下に山瀬、右が長谷部で左がアレックス、底に鈴木、そして2トップがガナと田中(達)という布陣。3トップかと思っていたので、少し驚きました。

試合は…どうでしたかねえ。11人中6人がレッズということで、特にトゥーリオ・坪井・鈴木のディフェンス陣は連携もばっちりで、とても安定していました。あと、アレックスの出来は文句なし。ただ、やはりFWが…。あのシュート数では少しさびしいなあ。特にガナ、川崎市民を代表して「ガナー!」と叫んできたのですが、ほとんど仕事をさせてもらえませんでした。その他、後半から交代で出てきたメンバーは、どれも特別目立った活躍が出来ませんでした。まあこの辺は、即席チームだから仕方ないところだとは思いますが。

まだまだ、これからのチームですからね。今後もまったりと見守って行きたいと思います。

さて、先日新調した携帯電話「SO902i FOMA STICK」ですが、なかなか快調です。以前使っていたSO506iCと比較しての感想など。

myso902i1.JPGmyso902i2.JPG

○ 小さい

小さい!胸ポケットに入れても邪魔にならない。

○ いつでもロック

他の機種にも同様の機能があるのかどうかわかりませんが、SO506iCは待ち受け画面でしたキーロックが設定できませんでした。SO902iは、メール作成中だろうかメール送信中だろうがWeb閲覧中だろうが、いつでもどこでもキーロックができます。メール書きかけで電車が駅についちゃったときなど、すごく便利です。

○ 意外と押しやすいキー

ウェーブデザインキーということなんですが、とてもキーが小さく密集しているので、なんとなく隣のキーも触っちゃっているような気がするんですけど、なぜか狙ったキーだけが反応してくれます。結構乱暴にばしばし入力しても大丈夫。

× メールがもっさり

「SymbianOSはもっさりしてる」というのが定説のようですが、このSO902iは意外とサクサクです。メールを除いては(涙)。一番使う機能なんだし、一番がんばってほしかったところなんだけどなぁ。

× マナーモードのときアラームが鳴らない

マナーモードになっていると、アラームで音を鳴らすように設定していても、音が鳴ってくれません。ぶるぶると振動するだけです。なので、アラームを目覚まし時計にしようと思うと、夜通しマナーモードを解除しておかなくてはいけません。そうすると、夜中にメールや充電完了(「充電が完了しました」としゃべるんです。こわい!!)に起こされたりする羽目に。SO506iCはこんなことなかったのにな。

まぁこんなかんじで、若干の不満はあるもののおおむね満足です。なにはともあれ、ストレートタイプの携帯がもっと増えてくれることを切に願う次第。

前々から買わねばと思っていた電子辞書をやっと買いました。

(Amazonのリンクを貼っておいてなんですが)コジマで購入です。もともと\24,500の値札に「さらに値引きします!」と書いてあったので店員さんに「いくらになりますか?」と聞くと、「\23,800」とのこと。うーん。そこで携帯でAmazonでの価格を調べると、約\21,000で納期が1~2週間でした。Amazonより安くしてくれとまでは思っていなかったんだけど、店員さんに「なんとかAmazonに近い値段にしてくれませんかねえ~」と聞くと、なんと「じゃあ\20,800で!」と。おい、Amazonより安くなってるじゃん。ということで即購入。最近の電気店でも、意外と価格交渉ができるんですね。

この機種を選んだ理由は、「胸ポケットに入るコンパクトさ」「英語辞書の充実」「キーボードの打ちやすさ」。電車の中でも使いたいので、あまり大きいのはNG。英語の辞書については、少なくとも英英辞書が入っているもの。「メール例文」とか「トラベル英会話」とかの不要なものも入ってるけど、まあそれはオマケということで。キーボードの打ちやすさはいわずもがなです。

ほかにも、複数の辞書を一括検索する機能とか、たとえば英和辞典の検索結果中の文章にある言葉をすぐ広辞苑で引くことができる「ジャンプ」機能とか、なかなか便利そうな機能が満載げです。

せっかく電子辞書を買ったことだし、もう少し英語の本を読むようにしよう。

チキンラーメン大好きな俺ですが。

chikiwan1.jpgchikiwan2.jpg

やっぱチキンラーメンはカップラーメンじゃなくてちゃんとどんぶりで作るべきですね。当然卵は欠かせん。むしろそれ以上の具は蛇足。

よしもとばななさんの日記を読んでいろいろ考えた(ここの7月22日のところ)。

 私が驚くのは日本に今あまりにも「途中の段階」を飛ばす大人が多いことだ。
 ものごとには段階があると私は感じている。一度目には、お口があるのだからお口で紳士的に言えばいい。それでも通じなかったら、もう一度少し怒って言えばよい。口べたなら手紙やメールやメモを書いてもいい。その次には公の人に訴え、注意してもらう段階かもしれない。そして最後に暴力が来る。そう思いたい。そう思えるために学校に行って教育を受けたような気がする。
(中略)
となりの家に引っ越せともっとうるさくバケツを叩くおばさんとか、家が見えないほどゴミに埋もれた屋敷とか、親に腹を立ててついでに義理のきょうだいまで焼き殺してしまうとか、パチンコに行くのに人にちょっと頼んであずけるというのをはぶいて車に赤ん坊や犬を置いてきて殺してしまうとか、「価格は同じでいいのですが、私はセットについてくるウーロン茶が苦手なので、セットをお願いしますがウーロン茶は持ってこなくていいです」と言うともうわからなくなって「店長に聞いてきます」となってしまう(店長も大変だなあ)とか、そういうことだと思う。

とても悲しい話だけど、共感です。

あと、ばななさんの話と関連してるのかしてないのかわからないけど、東京では「友人」「知人」と「他人」がとてもくっきり区別されていると思う。食堂の店員のおばちゃんと会話したり、マンションの廊下ですれ違った人と挨拶することが、とても少ない。満員電車に乗っていると、多くの人が周囲の他人を「人間」としてみていないんじゃないか感じたりもする。だから、目の前に妊婦やジジババが立っていても席を譲らない人は、ほんとは席を譲りたいんだけど(寝たふりするのは罪悪感があるからだろう)どうやって話しかけていいのかわからないのかも。

でも、それは別に「東京の人は心が冷たい」とかそういうことじゃなくて、現代の東京では、これまでの日本ではありえないくらいの人間がとても狭い空間に詰め込まれていて、でもそんなに多くの人間と田舎と同等のレベルでコミュニケーションを持つことなんかとても不可能で、そういう状況において人間同士がどういう社会性が発揮できうるのか、われわれ人間はまだそれを発見できていないんだと思う。

それにしても、僕は電車でジジババに席を譲るときには、なぜか方言(「純情きらり」で有名な三河弁)になってしまうんだけど、それにも何か理由があるのかなー。

catch-22

コンピュータ系のMLで出てきた言葉。「どうしようもないジレンマ」という意味で、小説・映画のタイトルが語源らしいです。→英辞郎

先天性の染色体異常の病名でもあるみたい。→小児保健学ホームページ

ま、こういうスラングも大事だけど、自分の場合はまず正しい文法や基本的な単語をきちんと身につけるべきだよな。

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