雑誌『Number』などでおなじみの戸塚さんによる、2002年日韓ワールドカップから2006年ドイツワールドカップ直前までの、日本代表の記録。
人間ドラマや技術論などではなく、どちらかというと淡々とした記録です。この4年間はドイツW杯を目標としてきたことから、どうしてもドイツでの結果だけを見ていろいろなことを判断してしまいがちですが、アジア大会での奇跡の優勝やコンフェデでのブラジルとの引き分けなど、すばらしい結果を出し、ドイツでの躍進を予感させた時期があったことを、この本は思い出させてくれます。
意見はいろいろだと思いますが、最近の「ジーコはダメだったから、正反対のタイプのオシムには期待できる!」という無邪気すぎる風潮には、大いに疑問を感じます。それでは、4年前のジーコ就任のときと何も変わらないわけで。この先4年間を意味あるものにするためにも、先の4年間をきっちり振り返ることは絶対に必要だと思います。

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