書店でピンク色の表紙に目を引かれ、ふと手にとってぱらぱらとめくってみたところなぜか一目惚れしてしまい、勢いで買ってしまいました。まあ実際買ったのは後からamazonで、なんですけど(^-^;
日経BP社 (2006/03/02)
こんな本の書評をblogに書くやつぁいないだろ~と思っていたら、さくっとPassion For The Futureに書かれていました。さすが…。
実験による理論の検証ができないという意味で「経済学は科学ではない」と思っていたんですけど、どうやらそれは大いなる誤解だったようで。経済学に実験というものを持ち込んだ、「実験経済学」に関する本です。市場がどのように価格を均衡に導くか、そしてバブルがどのように発生し、崩壊していくかの説明に始まり、オプション理論やオークションについての説明を経て、最終的には市場自体が知能を持って市場の非効率を消化していく「スマートマーケット」にまで話が及びます。
とても面白いんだけど…むずかしかった(涙)
それにしても「市場」って不思議。たとえば「神の見えざる手」ってよく言われますけど、その実体は一体なんなんでしょう?昔の人が月食や地震を神のわざと考えたように、僕らもまだ知識が及んでいないだけで、いつ神の見えざる手は実は○○だった、という風に説明されるんでしょうか。それともそれは、単にそこにある「法則」なのかなあ。でも他の科学であれば、現象にはそれを裏付ける理論があるはずだしなあ…。そもそも「市場」ってのが何なのかもよくわからないし。単なる人が集まってモノを売り買いする場…というだけのものではなさそうですよね。
昔から経済や金融には興味があって今までにも結構な数の本を読んできましたけど、この本くらいの内容を理解しようと思うと、もっとちゃんと勉強しないとだめですね。でも読みたい本の分野は他にもいろいろあるわけで…。ある程度の選択と集中が必要かも。ということで、この分野に関してはあまり背伸びして難しい本を深追いしすぎることがないよう、今後は自粛しようと思います。残念ですけど。

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