『Life is beautiful』にまたまた激しく興味深いエントリーが。
SEはメニューのないレストランのウェイターか?
日本にしか存在しないというウワサの謎の職業『SE』。筆者(blogで筆者は変ですかね…著者?)の中島氏はSE経験がないにもかかわらず、SEのありようを見事に書き出されています。さすが。
ポイントを引用しようかとおもったんだけど、やっぱやめた。SEな人はぜひ全文を読んでください。オーダーされた料理をマニュアル通りに作ることしかできなくなってしまった料理人、そして見たこともない料理を客に提案し、自分では作れない料理のレシピを書かなければいけないウエイターの悲哀に、涙を禁じえません。うう…。
このような「過剰な作業分担」が進んでしまった理由として、中島氏は「外食をする人の増え、レストランが乱立してくるにつれ、腕の良い料理職人の数が圧倒的に不足してきたのだ」としているが、もうひとつ僕は「チェーン店のファーストフードが大好きなアメリカ人と比べて、日本人は自分好みに作られた手料理でないと満足しない」という要因があると思う。つまり「パッケージソフトを使うアメリカ人と、独自システムを開発したがる日本人」ということ。この差は大きいんじゃないかな。
それにしても、中島氏の「レストラン」というたとえは本当に興味深い。実際の外食産業では「ユーザーが満足できる高い品質の料理を、ファーストフード的な効率で提供する」企業だけが勝ち残っていくように、ITの世界でも高品質なシステムを効率よく開発できるエンジニアが少しずつ選別されてきて、そういう人だけが勝ち残っていくんだろうな。そういうエンジニアは、きっとウエイターとして接客もできながら、(普段は作らないけど)実際に料理を作る腕も持ち、きちんとしたレシピがかける人。
もちろん誰もがそんなエンジニアになれるわけじゃないし、ほとんどの人はそういうエンジニアが作った「完璧なレシピ」を黙々とつるだけど、ファーストフードのアルバイト的なエンジニアになっちゃうんだろうな。あぁ、やっぱり二極化か…。
厳しい話だけど、きっとこれだけ技術が高度化して、質とコストの両面に対するプレッシャーがきつい状況では、二極化は不可避なことだと思う。ということは…頑張るしかないってことか!
ふぅ…。