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作家、森博嗣のBlog『MORI LOG ACADEMY』のというエントリーに、僕が日々疑問に感じているトピックが取り上げられていたので反応。モノの本を読めば答えが書いてあるのかもしれませんが、個人的に疑問に思い続けていることです。

コンピュータなどを使った取引が可能になり、短時間のうちに売り買いして利益を得ている人がいる、という報道もしばしば耳にする。ゲーム感覚で、大金が手に入る。もちろん、リスクはあるが、上がり下がりするものであるわけで、下がったときに買い、上がったときに素早く売る、という操作で、じっと集中していれば、たしかに利益が得られるだろう。  これは明らかに投資ではない。少し高い視点から見れば、いったい彼らは何を生産しているのか、どうしてそんなことで利益が得られるのか、という疑問につながるだろう。だがしかし、それは株式という仕組みが作り出す「隙間」あるいは「遊び」に寄生しているようなものであり、悪い行為だとは思わない。もし、間違っているとすれば、それを許すシステムに責任がある。

まずは「1.デイトレードは投資ではないのか?」という疑問。僕も森さんと同じで「良し悪し」はどーでもよくて。たった数時間や数分間の「投資」は、企業の将来的な成長に期待し、資金を投じてその事業の推進に寄与する、という投資本来の姿とは異なるものであるでしょう。ただ、売買が成立している以上(というか取引されているのがすでに発行済みの株式である以上)、その企業になされている投資額は変わらないわけで。中長期投資でも配当に期待している人は少なく、あくまで株価の値上がりを狙って投資をしているんだろうから、そういう意味ではデイトレードも中長期投資も、同じ程度に投資でなく、同じ程度に投資であると言える…のかな?うーん。

もうひとつはこれ。

そういった人たちが儲けを得ている分、では、誰が損をしているのか。それは、市場全体で平均的に損をしている。したがって、彼らが儲ける分だけ、「普通では株は儲からない」というイメージが生じるだろうし、株が上がるのを妨げることになる。寄生生物が多くなれば、母体が不健康になるのと同じである。

森さんの意見と違って、僕は「デイトレーダーが設けた分は、デイトレーダーが損をしている」のだと思っていました。どうなんでしょう?つまり「2.デイトレーダーはデイトレーダー内だけでゼロサムゲームをしているのか否か」という問題。株価の動きはランダム・ウォーク(上がるか下がるかはどっちも確率1/2)と言われますが、これはきっと終値ベースでの話ですよね?だとしたらきっと5分刻みのチャートでも同じくランダム・ウォークをしている可能性が高いでしょう(フラクタル!)。であれば、デイトレードと中長期投資の株価の振動はそれぞれ独立したモードであり、デイトレーダーと中長期投資家はそれぞれ独立したフィールドで儲けと損をやりとりしているんじゃないかなーと考えているんです。

実際のところはどうなんだろうなぁ…?

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