梅田望夫さんの集大成とも言える本。そこらじゅうの本屋で1位になってるみたいです。
普段ネットを使って、Googleで検索して、CNETや梅田さんのblogを見たりしている人にはすでにおなじみの内容が多いですが、一冊の本としてわかりやすくまとめられているということで、あらためておさらいというか整理するには良い本です。
中でも特に印象に残った文章をピックアップ。
アドセンスの原資は、主に先進国企業が支払う広告費でできている。つまりドルやユーロでアドセンス経済圏はできている。よって、生活コストの安い英語圏の発展途上国の人々にとっては、生活コストに比して驚くほどの収入がアドセンスによってもたらされる。
十代で「コンピュータの私有」に感動したゲイツ世代は、インターネットの「こちら側」への拘りを今捨てきれずにいる。しかし十代で「インターネットの向こうの無限の世界」に感動したペイジ/ブリンの世代は、インターネットの「むこう側」に全く新しい創造物を構築しつつある。
梅田さんは特にGoogleに大して非常にポジティブな意見を持っている方なので、できればザ・サーチもあわせて読むとバランスが取れてよいかも。繰り返しになりますが、僕の意見は「今のGoogleはバブル」です。Googleがネット会や社会に起こした革命、これから起こす革命については、梅田さんと同じくらい確信してますが、それが中期的にGoogle自体に(今の株価に見合うくらいの)金をもたらすものかということには少し懐疑的。また、今Googleの株に莫大な資金を投資している人の多くは、普段ネットを使わない旧世代の人たちでしょう(たぶん)。そしてそういう人たちはGoogleが起こした・起こす革命を理解しておらず、つまり理解しないまま吊り上げられた株価はバブルであり、きっとGoogleの実体と関係なくいつか資金は引き上げられ、バブルははじけるんじゃないか思うのです。僕としては、Googleがその波を乗り越えて、刺激的であり続けてくれることを祈るばかり。

本のサブタイトル、
「本当の大変化はこれから始まる」だけじゃなくて、
「本当の大変はこれから始まる」んじゃないかと、戦々恐々としております。
Googleの時価総額 ん兆円といわれて、株を持っている人でも、業務を把握して買っている人は確かに少ないかもしれませんね。
これからGoogleがどんなことを仕掛けてくるのか、楽しみでもあり、恐ろしくもあり...
う、確かに大変…。
特に僕が勤めているような大きい会社のお客さんには、比較的保守的な人が多いので、自然と僕らも保守的になっちゃってることろがあるかもしれません。
やばいー。