2006年2月アーカイブ

友人から「ONE PIECE」の1~13巻をもらったので、毎晩ちょっとずつ読んでます。

One piece (巻4)
One piece (巻4)
posted with amazlet on 06.02.28
尾田 栄一郎
集英社 (1998/08)
売り上げランキング: 12,554

4巻に、敵キャラとして「百計のクロ」というキャラが出てきます。こいつは病気がちのお嬢様の忠実な執事かと思いきや実は大悪党で、お嬢様を殺して遺産を分捕ろうとしてる、というやつなんですが。こいつが「ゴーマニズム宣言」で描かれている小林よしのりにそっくりなんですよね。

気になって色々ググってみたところ、こんな文章を発見。

まねぶ日々:『ONE PIECE』の百計のクロのメモ

最近、ふと気が付いて黒沢氏に問うた。
「ワンピースに出てくるキャラで、小林よしのりに似てると君が言ったキャラがいなかったっけ?」
「そうだよ。百計のクロ。」
「その必殺技って、敵味方の見境なく盲目的に全てを切り裂く、じゃなかったっけ?」
「ああ、それって小林よしのりそのものじゃん」
尾田栄一郎先生は、小林よしのりという評論家をそういうものとして、とらえたのだな。
「きっとよしりんに憧れていた時期があるんだよ」と、黒沢氏は言った。
昔、小林よしのりもジャンプまんが家だった。
ルフィの「お前みたいなおとこには、絶対にオレはならねェ。」というのは、おそらく作者の心の中のよしりんの思い出との決別宣言なのだ。

うーん、あくまでも想像でのお話なんでしょうけど、ものすごい説得力というか納得させられる感。

小林よしのりという人間を多くのプロフェッショナルな漫画家がどう見ているのか、というのは今まで気にしたことが無い視点でした。これはそのひとつの回答なのかもしれませんね。

「本質に目新しさは無くて稚拙だけど、奇抜で派手な演出で一気にその分野のトップに躍り出ると同時に、その分野自体に対する世間の注目度を格段に高めた」点で、小林よしのりは堀江さんによく似てるな、というのが僕の小林よしのり観です。だからどうだというのは特にないんですけど。でも、小林よしのりよりは堀江さんの方がまだ好き。

日曜日のことですが、大学時代の友人が名古屋から遊びに来ていたので、土砂降りの雨の中鎌倉見物に行ってきました。

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湘南新宿ラインに乗れば、渋谷から1時間もかからないんですね。江ノ電に乗って、大仏を見て、鶴岡八幡宮にお参りして、わらび餅を食べて、お茶碗を買って帰りました。東京から近い割に「観光地ムード」満点で、なかなか楽しめました。

天気がよければ江ノ島にも行きたかったんですが、それは次回のお楽しみ。

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作家、森博嗣のBlog『MORI LOG ACADEMY』のというエントリーに、僕が日々疑問に感じているトピックが取り上げられていたので反応。モノの本を読めば答えが書いてあるのかもしれませんが、個人的に疑問に思い続けていることです。

コンピュータなどを使った取引が可能になり、短時間のうちに売り買いして利益を得ている人がいる、という報道もしばしば耳にする。ゲーム感覚で、大金が手に入る。もちろん、リスクはあるが、上がり下がりするものであるわけで、下がったときに買い、上がったときに素早く売る、という操作で、じっと集中していれば、たしかに利益が得られるだろう。  これは明らかに投資ではない。少し高い視点から見れば、いったい彼らは何を生産しているのか、どうしてそんなことで利益が得られるのか、という疑問につながるだろう。だがしかし、それは株式という仕組みが作り出す「隙間」あるいは「遊び」に寄生しているようなものであり、悪い行為だとは思わない。もし、間違っているとすれば、それを許すシステムに責任がある。

まずは「1.デイトレードは投資ではないのか?」という疑問。僕も森さんと同じで「良し悪し」はどーでもよくて。たった数時間や数分間の「投資」は、企業の将来的な成長に期待し、資金を投じてその事業の推進に寄与する、という投資本来の姿とは異なるものであるでしょう。ただ、売買が成立している以上(というか取引されているのがすでに発行済みの株式である以上)、その企業になされている投資額は変わらないわけで。中長期投資でも配当に期待している人は少なく、あくまで株価の値上がりを狙って投資をしているんだろうから、そういう意味ではデイトレードも中長期投資も、同じ程度に投資でなく、同じ程度に投資であると言える…のかな?うーん。

もうひとつはこれ。

そういった人たちが儲けを得ている分、では、誰が損をしているのか。それは、市場全体で平均的に損をしている。したがって、彼らが儲ける分だけ、「普通では株は儲からない」というイメージが生じるだろうし、株が上がるのを妨げることになる。寄生生物が多くなれば、母体が不健康になるのと同じである。

森さんの意見と違って、僕は「デイトレーダーが設けた分は、デイトレーダーが損をしている」のだと思っていました。どうなんでしょう?つまり「2.デイトレーダーはデイトレーダー内だけでゼロサムゲームをしているのか否か」という問題。株価の動きはランダム・ウォーク(上がるか下がるかはどっちも確率1/2)と言われますが、これはきっと終値ベースでの話ですよね?だとしたらきっと5分刻みのチャートでも同じくランダム・ウォークをしている可能性が高いでしょう(フラクタル!)。であれば、デイトレードと中長期投資の株価の振動はそれぞれ独立したモードであり、デイトレーダーと中長期投資家はそれぞれ独立したフィールドで儲けと損をやりとりしているんじゃないかなーと考えているんです。

実際のところはどうなんだろうなぁ…?

戦争が終わった直後から外国人相手にビジネスをしているという87歳の著者が語る、「世界中で通用する」人間関係について書かれた本です。

デカい態度で渡り合え!―世界中で通用する人間関係10のルール
近藤 藤太
フォレスト出版 (2003/05)
売り上げランキング: 15,497

何はともあれ、87歳でこの元気さはお見事という感じです。文章にちょっと品がなかったり、全体的にオヤジノリなところはありますが、著者の人生ストーリーはまさに「カラフル」で、読んでいてほーっと思わされます。ただ、「さっそく明日からこれをやってみよう!」的なノウハウが詰まっているというわけではなくて、HowTo本として期待をしてしまうとちょっとガッカリかも。

ただこの本の中で僕が「これだけはしっかり覚えておこう」と感じたことがひとつありました。それは、「他人の名前をがんばって覚えること」。うーん、耳が痛い。明日からがんばります!

観てきました!

vsindia.jpg

インドの弱さは予想以上でしたね…。フィジカルで日本が圧倒的優位に立てる相手って、なかなかないし。

観戦中気になってたのが、後ろに座っていた大学生らしき集団。ず~っと選手に「指示」を出してました。「そこ勝負!」「キープ、キープ」「逆サイ!」みたいな。気持ちはわからんではないけど、ちょっとウルサイよ…。

でもやっぱりスタジアム観戦はいいですね。22人全員の動きがよく見えるし、松木やセルジオの解説聞かなくていいしw

去年流行ったホワイトバンド。

「ほっとけない世界の貧しさ」をほっとけないにもあるとおり、このホワイトバンドの売り上げは一切寄付には使われません。「貧困は寄付では解決できない」「意識を高めることが大事」んだそうで。そして、「具体的な使途は未定」。僕は最初からこのホワイトバンドが大嫌いでした。スポーツ選手やタレントを使ってマーケティング(マーケティングですよね、これは)して、若い人たちがおしゃれなイメージにつられて300円を払う。「貧困をほっとけない」というテーマに反対する人はいないし、300円で「おしゃれに」「いいこと」をできるんなら、みんな乗っちゃいますよね。

で、ブームも去って、ホワイトバンドをつけてる人も(あまり)いなくなった今。ホワイトバンドは結局いくら稼いだ?その金はどこに行った?

というわけで公式サイトをのぞいてみました。

ホワイトバンド売上金に関する報告

とっても見方がわかりづらい報告書ですけど…。とりあえず去年の9月時点で、約9億6,500万円を売り上げてるようです。で、もろもろの支出(支出が1ページ目と2ページ目にあって、何が違うのかよくわからないんだけど)を差し引いて、残金が約3億1,700万円。要するに6億円使ったわけですね。支出の項目には、ホワイトバンドの製造・流通コスト以外にも、人件費、海外出張費、光熱費などなどが見られます。

あとこんな資料も。

貧困問題解消のための資金の使途

「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」というところに約3,4000万円が流れていますね。これは寄付?やっぱ寄付に使われているの?

正直言ってどちらの資料も、内容うんぬん以前に完全に「学園祭レベル」です。幼稚。僕は、このホワイトバンドを仕掛けた人が世間から金を「騙し取ろうとした」のだとは思っていません。騙すつもりなら、もうちょっと「ちゃんとした」報告書を書くでしょう、きっと。単にあまり深く考えずにプロジェクトを立ち上げたら、思いのほか話がデカくなって金が集まっちゃって、自分たちの手に余る状態になってしまったんじゃないのかな。ただ悪気はないんだとしても、人の善意に「つけこんで」これだけの大金を集めたのであれば、無能は罪だと言えるでしょう。そして、もし悪気があったんだとしたら…最悪ですよね。海外出張や会議費など、疑おうと思えばどれだけでも疑える項目が、報告書にも見て取れますし。

そして、ホワイトバンドに300円を払った人は、少なくともその時「貧困に対して何かをしたい」と思ったのなら、自分の払ったお金がどうなったかについて、気にしてみてはどうでしょうか。そして、ホワイトバンドプロジェクトの関係者の人たちには、もし自分たちが寄付以上に価値のある何かを創出していると自信を持って言えないのであれば、今すぐプロジェクトを解散して残金を寄付してもらいたいと思います。

梅田望夫さんの集大成とも言える本。そこらじゅうの本屋で1位になってるみたいです。

普段ネットを使って、Googleで検索して、CNETや梅田さんのblogを見たりしている人にはすでにおなじみの内容が多いですが、一冊の本としてわかりやすくまとめられているということで、あらためておさらいというか整理するには良い本です。

中でも特に印象に残った文章をピックアップ。

アドセンスの原資は、主に先進国企業が支払う広告費でできている。つまりドルやユーロでアドセンス経済圏はできている。よって、生活コストの安い英語圏の発展途上国の人々にとっては、生活コストに比して驚くほどの収入がアドセンスによってもたらされる。
十代で「コンピュータの私有」に感動したゲイツ世代は、インターネットの「こちら側」への拘りを今捨てきれずにいる。しかし十代で「インターネットの向こうの無限の世界」に感動したペイジ/ブリンの世代は、インターネットの「むこう側」に全く新しい創造物を構築しつつある。

梅田さんは特にGoogleに大して非常にポジティブな意見を持っている方なので、できればザ・サーチもあわせて読むとバランスが取れてよいかも。繰り返しになりますが、僕の意見は「今のGoogleはバブル」です。Googleがネット会や社会に起こした革命、これから起こす革命については、梅田さんと同じくらい確信してますが、それが中期的にGoogle自体に(今の株価に見合うくらいの)金をもたらすものかということには少し懐疑的。また、今Googleの株に莫大な資金を投資している人の多くは、普段ネットを使わない旧世代の人たちでしょう(たぶん)。そしてそういう人たちはGoogleが起こした・起こす革命を理解しておらず、つまり理解しないまま吊り上げられた株価はバブルであり、きっとGoogleの実体と関係なくいつか資金は引き上げられ、バブルははじけるんじゃないか思うのです。僕としては、Googleがその波を乗り越えて、刺激的であり続けてくれることを祈るばかり。

naoyanoはてなダイアリー:テレビを見ない人、見る人

全面的に同意します。ほんとそのとおり。ただ、「よし、じゃあ次の粗大ゴミでテレビ捨てるか」というような思い切りは、僕みたいな凡人にはとても無理。

テレビが生活の質を落とす要因になる理由は、「番組が決まった時間に放映される」こと。その結果、

  1. 見たい番組に人間の方がスケジュールをあわせなくてはいけない。
  2. 人間のスケジュールがあいていると、特に見たくもない番組を見てしまう。

ということになってしまうわけです。特に問題は後者。

で、やっぱりHDDレコーダですよ。僕は原則、ニュースとスポーツ以外はHDDレコーダに録り溜めしてあるものしか見ないようにしています。このおかげで、大して見たかったわけでもない番組を見て時間を無駄にする(日曜昼に、なぜか「アッコにおまかせ」を見ちゃうとか)ことが減りました。

テレビのこわさを知りつつも、スパッと縁を切るほどの勇気がない僕と同じような凡人な人は、まずはHDDレコーダ中心のテレビ生活に切り替えてみるとよいかも。

情報処理学会に入ってみました。

gakkai.jpg

理由は「情報処理学会に入ってみました。」と言ってみたかったからw

ただ、入会金を払った直後に出た日経コンピュータに「IT関連学会の憂鬱」なんていう特集がされてたりして、盛り上がりに若干水を注された感がありますが。まいいけど。

ただ、正直言って「学会に入るとどんなことが起こるのか」を全く知りません。とりあえず会誌らしきものが届きました。少しずつ、この情報処理学会でどんな遊びができるのか考えていこうと思います。

鈴木宗男事件で逮捕された外務省職員の手記。去年かなり話題になった本ですが、やっと読んでみました。

国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて
佐藤 優
新潮社 (2005/03/26)
売り上げランキング: 733
おすすめ度の平均: 4.75
5 何が真実であるのか?
5 途中での感想ですが
5 こういう才能を無駄にしてはいけない

前半は外交の、後半は検察の取調べの、それぞれなかなか語られることのない裏側が事細かに描かれています。圧巻。

著者の主張の軸となるスタンスは、「鈴木宗男事件は"国策捜査"である」というものです。僕としては読む前は、そして読み始めた直後は、これは著者が「言い訳」を語るための本なのではないかという心配を持っていたんですが、そこは比較的正直な視点で書かれていたように感じました。

僕が誤解していたのは、「国策捜査」というのは決して本来全く存在しない事件をでっち上げるということではなく、明らかな有罪と無罪の間の膨大なグレーゾーンのどこにハードルを設定するかを、国策により決定することだということです。つまり、著者は自分のやったことがグレーゾーンに属するものだということ、そして必ずしも自分がやったわけではないことでも、自分の周囲がしたことのうちのいくつかは限りなくクロに近いグレーだったり、明らかにクロだったりすることも理解しています。

担当検事による著者への取調べの中に、こんなやり取りがあります。

検事「(略)外務省の人たちと話していて感じるのは、外務省の人たちの基準が一般国民から乖離しすぎているということだ。機密費で競走馬を買ったという事件もそうだし、鈴木さんとあなたの関係についても、一般国民の感覚からは大きくズレている。それを断罪するのが俺たちの仕事なんだ」 著者「一般国民の目線で判断するならば、それは結局、ワイドショートや週刊誌の論調で事件ができていくことになるよ」

ほかにも、一部新聞はまともな報道をしているにも関わらず、世論はワイドショーや週刊誌の報道に引きずられていくことを指して、「実質的な日本人の識字率は5%以下だ」というような言葉もありました。当然著者はこれを読んだ人がどういう感情を持つかを知った上で、確信犯的にこういうことを書いているのだとは思いますが、著者をはじめとする官僚一般の本音であることは間違いないでしょうね。要するに、「自分たちの仕事は法律に照らせばグレーであるが、それは国のためにやっていることだ。それをまともに新聞も読まないような国民に理解させることは不可能であり、そういう国民の意識にあわせていたらまともに外交なんか進まない。」と。きっとそれは本当のことなんでしょう。でもね。

ただ、こうした「グレーな」仕事の進め方や愚民思想については反感を感じながらも、読み進めるにつれ著者に対する信頼感は増してきます。その言葉の多くは説得力に満ちたものです。ただ、情報考学 Passion For The Futureこの本の書評にはこんな言葉が。

読み終わって私は著者に90%共感したのだが、10%疑念もある。結局のところ、この本を書いている人も、出てくる人も、共に一般人からは「魑魅魍魎」の一員である。とにかく情報戦を得意とする著者であるから、出版も完成度の高い弁明作戦の一環と思えなくもない。政治の世界からは手を引くような記述はあるのだが...。

結局何が真実なのかはわかりませんよね。ただこの本で重要なテーマはそんなところじゃないわけで。

鈴木宗男事件自体はすでに忘却のかなたに去ってしまった感がありますが、この本は今読んでも十二分に刺激的です。ていうか、この本は鈴木宗男事件に関する本ではないのでしょうね。外交、政治、取調べ、検察、拘置所、人間、などなど…。普遍的なテーマです。なので、「いまさらムネオ事件もなー」と思ってる人も、ぜひ読んでみてください。

いわずと知れたベストセラー。やっと読みました。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
リリー・フランキー
扶桑社 (2005/06/28)
売り上げランキング: 214

不覚にも、ここ数年の本・映画の中で一番泣いたかも。淡々とオカンへの想いが綴られる何気ない文章意に、心が激しく動かされます。

オカンを持つすべての男は必読!!

「人たらし」の異名をとるフード・ウエディングビジネス経営者、中村文昭氏の本。

お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!
中村 文昭
サンマーク出版 (2003/06)
売り上げランキング: 2,881

人との出会い、つきあいを豊かにすることについて書かれた本で、タイトルどおりのベタなノリなんですけど、ものすごくおもしろい!中村さんの底抜けに明るくて根っからのサービス屋な性格が文面から伝わってきて、なんだか自分も変われそうな気にさせられちゃいます。確かに、朝の電車の中で読んだだけで、今日一日すこし自分が違ったかも!?とすら思います。いやほんとに。

ただこの本の内容が素直に受け入れられたのは、今の僕自身が「こうなりたい」と思う人間像と中村さんの話すことが近かったからなのかも。20歳のころの僕だったら、「けっ」と言って放り投げてたかもしれません(わらかないけどね)。そういう意味じゃ、本も一期一会ですねえ。とか思ったり。

昨日に引き続きGoogleの話を。

はてなブックマークを整理してたら、こんな記事が。

IT Pro : Googleに立ちはだかる「壁」

この記事ではGoogleの強みは「広告市場の将来性」と「技術力」ということになってるけど、やっぱりその「技術力」をどうやって次なる収益に結びつけるのかは不透明。むむ。

あと面白いのはこれ。

My Life Between Silicon Valley and Japan : 「グーグルの遠い未来」4つのシナリオ

10年から100年後、Googleがどうなっているかについての4つのストーリー。「1.Google is media」「2.Google is the internet」「3.Google is dead」はどれもありそうな話なんだけど、一番おもしろいのが2105年の話として書かれている「4.Google is God」。

In 2005, historian George Dyson was told by an engineer in the Googleplex, "We are not scanning all these books to be read by people. We are scanning them to be read by an AI."2 Dyson said at the time, "We could construct a machine that is more intelligent than we can understand. It's possible Google is that kind of thing already. It scales so fast."3

な、なるほど…。本のスキャンは僕らのためじゃなくて、Googleを教育するためにしていたのか。

Everyone has access to all knowledge. Human consciousness has been stored, upgraded, and networked. Bodies that wear out can be replaced. They-Who-Were-Google are no longer alone. Now we are all Google.

すべての人間が世界中のすべての情報にアクセスできるようになり、もはや身体など不要。だって僕たちみんなグーグル。スゲー!

こんな妄想をさせてくれる企業は、Google以外にはありませんね。

「ザ・サーチ グーグルが世界を変えた」という本を読みました。

前半はスタンフォード大学の二人の学生がベンチャーを始めてから2004年に株式を公開するまでの、企業としてのGoogleのビジネスストーリー。後半は「検索」によって社会がどう変わり、変わっていこうとしているかの話。特に、前半が興味深い。オーバーチュアとの争いや、SEO対策に振り回される人たちの話などなど。一般のビジネス書ということで、正直そんなに深い話は期待していなかったんですけど、結構知らないことばかりでした。

ザ・サーチ グーグルが世界を変えた
ジョン・バッテル 中谷 和男
日経BP社 (2005/11/17)

それにしても、不思議な企業です。ニューエコノミーが崩壊して久しいのに、Googleだけは治外法権であるかのように繁栄を続けています。確かに検索エンジンの性能は圧倒的だし、GmailやGoogleMapsはAjaxの最初のメジャーインプリメンテーションであるというだけでなく、アプリケーションとしても衝撃的なものでした。梅田望夫さんをはじめ多くの人が語るように、Googleの技術力はインターネットを大きく変えるものだと思います。

それでも、やっぱり僕はGoogleは何かの間違いではじけずにここまで来てしまったバブルなんじゃないかな、と思います。Googleの2005年の収益は$6.139 billionで、そのほとんどは広告によるものです。Googleの企業としての強みは技術力であるはずです。それを「広告」という二次的な手段でしか利益に変えられないのであれば、10年20年先にGoogleがMicrosoftに匹敵するような企業になっていることは期待できないでしょう。Google MapsやGoogle Earthなど、広告で稼いだ金でGoogleが開発した新技術は、新たな収益を生む「ビジネス」だったのでしょうか?検索技術は「たまたま」広告というビジネスに結び付けることができましたが…。

僕はGoogleが好きだし、彼らにはこれからも刺激的な存在であってほしいと思います。だからこそ、僕はGoogleのバブルがはじける日のことが心配です。ちなみに今日時点でのGoogleのPERは251.46。Intelは18.37、Microsftは29.11。同じインターネット企業であるamazonだって27.79です。

Googleはソフトランディングできるんでしょうか。次の収益を生むようなR&Dに的確な投資がなされるような、長期的な成長が期待できるような企業になれるんでしょうか。もしできたとしても、きっとそれはもうGoogleじゃないんでしょうね…。

5分冊の超大作。トム・クランシーかドストエフスキーかというくらいの厚さです。

模倣犯1
模倣犯1
posted with amazlet on 06.02.10
宮部 みゆき
新潮社 (2005/11/26)

でも、この厚さがあればこそ、の面白さですね。殺人事件がテーマなんだけど、推理小説では決してなくて、「犯罪」そのものと、被害者・加害者・発見者・家族・近隣住人・メディア・警察など、犯罪にまつわるあらゆることが徹底的に書きあげられています。間違いなく、宮部みゆきさんにしか書けない小説です。

この分量と密度は、(僕を含め)活字中毒な人にはたまらないっすね。

約8年前、僕が大学生のころ。大学の研究室で「Linux」なるものが流行っていました。なんか新しいOSらしいです。よくわからんけど、先輩が使っているのをみて僕も使いたくなって、自分のPCにインストールしてみました。でもなかなかインストールできない…。モデムが認識されなかたり、GUIが起動しなかったり。でも何ヶ月もかけてやっとインストールできました!ただ、インストールしただけで満足しちゃって、特にLinuxで何かする、っていうことはなかったんですけどね…。

まああの頃のLinuxっていうのはそんな感じでした。みんなインストールすると満足しちゃうと。それでも、必死で試行錯誤しながらLinuxwインストールした経験は、Linuxで金を稼ぐようになった今から思えば、無駄じゃなかったような気もします。世間にはOSSから商用まで色々なソフトウェアがありますが、僕が実際にインストールして操作したとがあるのはその一部。にもかかわらず、時々僕は実際に自分が触ったことがないソフトウェアを、本やWebで得た知識を元に「そのソフトウェアを知っている」かのように勘違いしてしまうことがあります。でも、やっぱりソフトウェアは自分で触ってみなきゃ駄目で。たとえインストールしてちょこっと動かしただけだとしても、本やWebからは得られない知識が得られるはずです。

で、何が言いたいかというと。

昔はOSSとか評価版とかベータ版とかを見ると、とりあえずインストールしてみたものでした。最近はめっきりです。こりゃいかん。なんでもかんでも、とりあえずインストールして触ってみよう。インストールモンキー上等!

ということで、今日はWindowsVistaのベータをVMwareにインストールしてみました。…けど、上手くインストーラーが動かなくて速攻で挫折…orz

明日もリトライすっぞ。

相変わらずココイチに週2ペースで通っております。

2月になって、期間限定メニューとしてグランドマザーカレー、通称グラマが登場しました。ココイチの原点ということで、ココイチの前身の喫茶店で出していたカレーの再現なんだそうです。野菜や肉がでかくて、ごろごろ入っています。今日食ってみたんですけど、なんつーか…ふつうの田舎カレー?しかもあんまりよくない意味で…。

で、このグラマを食うとスクラッチカードがもらえて、当たりが出るとスプーンがもらえるんだと。で、はずれが出てもそれを10枚集めればスプーンがもらえるんだと。え~、10枚も集めらんねえよ!大してうまくもねえし、あと9杯も食べるつもりないよ!と思ってたところ、1発で当ててしまいましたw

grama.jpg

これでもうグラマ食わなくていいや…。同じく期間限定メニューのカレーうどんと手仕込チキンカツカレー(どっちもかなりうまい!)を食わないといけないので~。

今日、二子玉川駅前で「スポーツ家庭教師」の会社が街頭宣伝をしていました。

今まで僕は「スポーツ家庭教師」なんていうものが世の中にあることを知らなかったのですが、自宅に帰ってからネットで検索すると、結構な数がヒットしました。指導の内容は、縄跳びや逆上がりからキャッチボールやマラソンまで。料金は1時間6,000円程度のところが多いようです。勉強の家庭教師と比べると、ちょっとお高めですかね。

いったいどんな人(子供)が利用しているんでしょうね。単にスポーツが好きなだけな子供や、もともとスポーツが得意でもっと本格的にやりたい子供なら、普通に野球やサッカーのチームに入るでしょう。スポーツが苦手でコンプレックスを持ってる子が、みんなに知られずに密かに練習したい!っていう場合なんかに利用するのかな。子供にとっては、スポーツが苦手だっていうのは、勉強ができない以上に深刻な問題ですもんね。

こういう風に「あまり人に知られずにサービスを受けたい」人のための家庭教師って、子供の勉強やスポーツ以外にも需要がありそうですよね。なんかビジネスのネタになるかな?

いまさらですが、2006年の目標です。2月になってもまだ「今年の目標」をちゃんと掲げているあたり、本気度が伝わるでしょう!1月終了時点での進捗とともにお届けします。

1.年間100冊の本を読む

1月は15冊読んだぜ~。

2.ビリヤードを練習して、年内に初心者トーナメントに出る

1月は4回練習に行きました。それっぽっちでうまくなるわきゃないんだけど、でも教則本をよく読んでから練習したら、ちょっとうまくなりそうな予感的なものは感じましたよ!

3.1~6月の6ヶ月間で体重6kg減、7月以降はそれを維持

1月は寒くて夜走れなかったせいもあって、むしろ+1kgくらい…orz

4.年30%で資産運用!

無い金かき集めて、とりあえずポートフォリオ組んでみたぞ。さてどうなるか。

5.プログラミング言語をとりあえず1つ極める

1月後半からC#に手をつけたんだけど…、すでに放置気味だなぁ。なんでもそうだけど、とりあえず目標となるマイルストーンを設定しないと頑張れないよな。考えよ。

6.その他いろいろ

考え方とか、人との接し方とかも目標にいれてみました。この辺は内緒。

この目標、頑張って12月まで掲げ続けてやりますよ!

昨日に引き続き、今日も横浜でMicrosoft Developers Conference 2006です。

mswater.jpg

今日聞いたセッションの中で一番興味深かったのは、.NET FrameworkやC#の設計をしているAnders Hejlsbergさんのお話でした。このセッションは一般向けではなく、Microsoftのパートナー企業向けに行われた裏セッションです。

C#2.0の新機能とかVisualStudio2005の新機能とかもすごいわけですけど、なによりAndersさんの喋り、プレゼンがすんごいうまいんですよ。彼はMSで.NET FrameworkやらC#やらをやる前は、BorlandでDelphiやTurboPascalを作ってた人で、要するにバリバリのプログラマーなんですけど、英語も丁寧で聞き取りやすいし、デモもスムーズで、ほんとに感動しました。彼に限らず、やっぱU.S.のエグゼクティブな人はプレゼンがうまいですよね。教育によるものなのか、それともプレゼンがうまい人が出世するような社会になってるのかはわかりませんが。うーん、なんかC#の本持って行ってサインしてもらえばよかった。このC#の裏セッション以外にも、LonghornやらWinFSやらSoftwareFactoriesやらのお話を聞いてきました。

コンピュータ業界で真に革命的な技術を提供している企業というと、最近はGoogleの名前を真っ先に思い浮かべる人が多いと思います。確かにGoogleがやっていることは他の企業には絶対に真似ができないことで、彼らの技術はWebの世界を変えうる(実際すでに変えている)もの物だと思います。ただ、Microsoftがこれまでに提供しつづけてきた、そして今も提供しつづけている革命の「総量」の前では、Googleの存在すらスケールが一回り小さくみえてしまいます。あれだけ巨大な企業が、何百もの製品群を抱えて、それぞれが常に新しい機能を提供しつづけ、そして総体としても壮大な夢物語を語り続ける…。Googleはおろか、GEやトヨタにだってそんなことは無理です。仮にGoogleがいつの日かMicrosoft並に大きくなったとして、Googleは今の革新性を保ち続けることができるでしょうか。なんなんだろう?やっぱビル・ゲイツが天才なのかな。

イベント終了後にはちょっとだけパーティーに参加させていただきました。ごちそうさまでした。

パシフィコ横浜で開催されているMicrosoft Developers Conferenceというカンファレンスに行ってきました。その名のとおり、Microsoft主催の開発者向けイベントです。

msbag.jpg

こちらはセミナー資料と一緒にもらえるリュック。Microsoftロゴ入りです。なかなかしっかりした造りなんですけど、スーツ姿にリュックってのはどうもね~。

C#3.0、WPF(Avalon)、WCF(Indigo)など、「一歩未来系」の話を色々聞いてきましたけど、一番興味深かったのはSoftware Factories@ITの記事が分かりやすそう。つくづく思うんですけど、今のような労働集約型で体育会系なシステム開発をこのまま続けていたら、日本のシステム開発業界は遠からず破綻するんじゃないかなあ。大手のベンダーやSIerは、安かろう悪かろうなシステム開発に対して明確に差別化できる「何か」を提示していかないと、ユーザーの近視眼的なコスト低下圧力に負けて、業界全体がどんどん低価格・低品質に収束していってしまうと思うわけです。もちろん同様の方法論は今までにも多々あったし、Software Factoriesが決定解になるとは思っていませんけど、業界的にも僕個人的にも、こういう方向が生き残りのキーかなあとは最近思う次第です。

このイベントは今日明日の二日間開催。明日も行ってきまーす。

ブルース・リーの遺作。というか、死後に残ったフィルムに全く似てない代役と最強にチャチい合成を使って作り上げた、トンデモ作品です。

ブルース・リー/死亡遊戯
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まあでも、正直僕は面白いと思います。ブルース・リーファンには耐えられないらしいですけど。

最後の各階の敵を倒しながら塔を上っていくシーンは、ハイスクール!奇面組でもオマージュ(Web2.0的に言うとマッシュアップ)されてましたね。ああ、奇面組好きだったなー。でも最終回の「夢オチ」はさすがにありえないよな~。とか思い出しながら観ましたです。

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