2005年12月アーカイブ

2005年、百式管理人の本棚を生き抜いた12冊にリストアップされている本がどれもメチャクチャ面白そうで、うち4冊をamazonで衝動買いしてしまいました。この12冊のラインナップですが、あまりメジャーじゃない本も紹介されていて、とても興味深いです。あと「俺も読んでみたい!」と思わせる書評の文章力にも注目ですね~。

届くのは来月末になる模様。楽しみだけど、それまでに今の積読を片付けねば!

それにしても、100式管理人さんのように忙しくていろいろな活動をしている人ほど、より多く本を読んでいるような気がします。やっぱり活動的な人っていうのは、読書も読書以外の活動もガシガシこなしてる、っていうことなんでしょうね。振り返って、ダラダラ時間の多い自分は…。

来年はがんばります!

小泉首相が大絶賛ということで話題になった本です。

信長の棺
信長の棺
posted with amazlet on 05.12.30
加藤 廣
日本経済新聞社 (2005/05/25)
売り上げランキング: 3

本能寺で明智光秀に殺害された織田信長ですが、その遺体は本能寺の焼け跡から見つかることはなかったそうです。この本は、消えた信長の遺体の謎を追う、という歴史ミステリーです。

著者は元経営コンサルタントで、この本が作家デビュー第一弾。よっぽどこのテーマに興味があったんだろうなということは、細かい描写や挿話から感じ取ることができます。ただ全体的なまとまりやエンターテイメント性については、職業作家ならもっとうまくまとめれるかな?という気がしなくもありません。

ストーリーは基本的に史実と矛盾しないように書かれていて(たぶん)、戦国モノ好きな人には楽しめるかも。75点。

ずっと読みたかった本。やっと文庫になったので読んでみました。

博士の愛した数式
博士の愛した数式
posted with amazlet on 05.12.21
小川 洋子
新潮社 (2005/11/26)

80分しか記憶が持たない老数学者、その家政婦、そしてその息子の三人によるほのぼのストーリーです。特にドラマチックな話ではないのですが、三人がつくる空気がとてもやさしくてきれいで、読んでいて幸せな気分になる話です。

そして、ところどころに登場する数学話がこれまたいい味を出しています。押し付けがましかったりこれみよがしだったりすることなく、数学ネタとストーリーとが自然に調和しています。

おすすめ。

蛇足ですが、読んでいて登場した数式や定理が思い出せないことがあったら、Wikipediaへどうぞ。すごいね、Wikipedia。僕はこの定理(の意味とか導出)が思い出せませんでした。いかんなぁ…。

ただ、べつに出てくる数学ネタに理解できないことがあったとしても話の面白さを理解するのに不都合はまったくないので、心配せずに読んでみてください。

相変わらず気合と意地で読み続けている「ローマ人の物語」。確かに読むのにはある程度エネルギーがいるんですけど、読んでみればやっぱり面白い。今回は暴君ネロの次の皇帝であるガルバから、五賢帝時代の始まりであるトライアヌスまでのお話です。

ローマ人の物語〈22〉危機と克服(中)

ローマ人の物語〈23〉危機と克服〈下〉

特に印象に残ったのは次の文章。はるか昔、ガリア地方(現在のフランス)はゲルマン人との争いで疲弊していました。しかし、その後ローマの支配下に入ることにより、平穏な生活を手に入れることができたのですが、やはりローマをなんとしても打倒したいゲルマン人は、「ローマからの独立」をちらつかせることによってガリア人にローマへの反乱を起こさせようとします。そんな時、ガリア人に対してローマの司令官ケリアリスが言った言葉です。

そしてこのゲルマン人の、ガリア人を自分たちの側に引きつけようとするときの常套句は、いつも決まって自由と独立の二語である。だが、忘れないでもらいたい。他者を支配下に置くことを考えた民族で、この二語を旗印にかかげなかった民族は皆無であるという人間世界の現実は、忘れないでもらいたい。

これが二千年近くも前の言葉であることを思うと、歴史による教訓がいかに普遍的なものかと本当に驚かされます。

これは…ヒップホップというカテゴリーになるのかな?ただリズムはヒップホップでも、サウンド自体はアコースティックで繊細な音で、とてもリラックスできる音楽です。普段こういうオシャレーな音楽聴かないからうまく表現できないんですけど、とっても気に入りました。

Modal Soul-2nd Chapter Of Metaphorical Music=
NUJABES
インディペンデントレーベル (2005/11/11)

最近車の中でヘビーローテーションです。

はてなブックマーク、通称「はてブ」。これ、とても楽しいですけどちょっとよくないです。なんでって、登録しただけで読んだ気になるというか、満足しちゃうんですよ…。

はてブに限らず、ソーシャルブックマークを「後で読もうリスト」にしちゃったら絶対だめですね。あくまで、読んだあとのコメントツールとしてつかわないと。あ、だからコメント機能が重要なのか。「コメント書くぞ」っていう気分でいれば、そのサイトをより真剣に読むようになりますしね。

ソーシャルブックマークに限らず、情報「収集」のツールだけがどんどん進化していって、自分の消化能力を超えちゃっている気がすごくします。自分の時間や必要性にあわせて、流量制御が必要かも。

その名を初めて聞けば誰もが「ううっ…」と言う、僕の隠れた自慢料理、キムチクリームパスタを久しぶりに作ってみました。これは学生の頃バイトしていたお店のメニューだった料理です。

作り方は簡単。バターでベーコンを炒めて、火が通ったらキムチと生クリームを適当に投入。茹でたパスタを入れて塩コショウで味を整えるだけです。キムチの赤と生クリームの白がコラボっていい感じのピンク色に(それが気持ち悪いという声もありますが)。

ぜったいうまいっすよ!試してみてください。

kimuchi.jpg

CNETになかなか面白い記事。

ガートナー:「IT管理者はXboxの利用を検討すべき」

ガートナーが発表した、2006年のIT戦略を考える上でCIOが検討すべきガイドラインについての記事です。その中にこんな話が。

Gartnerの提言の中で目新しかったのは、これまでビジネスとは無関係だと考えていたテクノロジーを新規に開拓して、技術的な視野を広げるようIT管理者に勧めている点だ。2006年には、以下の最新技術のうち少なくとも3つを試しに利用してみるべきだと、Gartnerは述べている。
  1. 「Writely.com」や「Num Sum」といった、ウェブベースのマイクロアプリケーション
  2. 「Flickr」
  3. 「Nintendo Revolution」および「Xbox 360」などの次世代ゲーム機
  4. 頭部に装着するタイプのディスプレイ
  5. 「Google Earth」
  6. コンシューマ向け技術であるポッドキャスティングなど(社内コミュニケーションの手段として試用する)

ITの世界において、ビジネス・エンタープライズな世界とインターネット・Web2.0(これもすでに死後?)との乖離はますます激しくなっているように思います。こうした中でCIOに求められるのは、インターネットやコンシューマーの世界でブレイクしている技術に触れて、それが自分の世界に取り込まれる日に備える(ほんとは自ら取り込んでいくのが理想ですが)ことでしょう。

それにしても、「IT管理者はXboxの利用を検討すべき」ってのは誤解を生むタイトルだなあ。これじゃ、企業向けシステムのプラットフォームにXboxを使えって言ってるみたい。ちなみに元記事のタイトルは「Gartner: IT managers should use Xbox」。CIOはビジネスの世界に閉じこもってばかりいないで、Xboxとかポッドキャスティングみたいなオモチャで遊ぶこともたまには大事だよ!ってことですよね。

名著「ビジョナリー・カンパニー」です。ちょっと古い本ですが、以前からすごく気にもなっていましたし、内容的にも時間とともに廃れにくいテーマですので、手にとって見ました。サイバーエージェントの藤田社長の愛読書でもあるそうです。

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
ジェームズ・C. コリンズ ジェリー・I. ポラス James C. Collins Jerry I. Porras 山岡 洋一
日経BP出版センター (1995/09)
売り上げランキング: 484

この本は真に卓越した未来志向(ビジョナリー)の企業と、非常に優良ではあるけれどもビジョナリー・カンパニーではない普通の企業との比較を行い、調査に基づく客観的なデータをベースにビジョナリー・カンパニーの条件を解き明かしていく、という本です。

ちょっと間延びしすぎというか、後半になると「その話はもう聴いたよ…」的な部分がありましたが、たしかに名著といわれるだけの本ではあるな、と思いました。

僕が特に考えさせられたのは、そのメンバーは教化され会社を信じハードワークをいとわず、「合う」人には最高だが「合わない」人にはとても居辛いという意味で、ビジョナリー・カンパニーはカルトのようだ、というくだりでした。うーん、やっぱりそうかぁ。そうなんだろうなぁ。

ワーク・ライフバランスとか誰にとっても居心地のいい雰囲気とかは僕(多分他の多くの人も)にとってはすごく大事なことなんだけど、やはり真にビジネスで成功しようと思った時にはある程度犠牲にせざるをえないものなんでしょう。社会的に成功している経営者達って、「プライベートより仕事のほうが楽しい!」って言う人が多いですもんね。そういう人たちの会社って、同じ考えの人には最高の環境なんだろうけど、そうじゃない人には耐えられないでしょうしね。なんだか切ないなあ。

仕事で、一日打ち合わせもなく、黙々とドキュメント作成をしている日が結構あります。

でもーっと一人でPCに向かってると、どうしても集中力が切れてきます。集中力が切れると、眠くなったり、やることが適当になったり…。集中力が切れたら休憩する、と決めておいてもいいんですけど、集中力が切れてからじゃほんとは遅いんですよね。運転中の眠気と一緒で。

やっぱり、外部の刺激(例えば打ち合わせとか体を動かす仕事なら、それがありますよね)が一切無い状態で集中力を維持できるのは、1時間くらいが限度じゃないかなと思うのです。短すぎますかねえ…?でも正直僕はそのくらい。

なので最近は毎日仕事を始める前に、1時間単位で「何をやるか」を決めています。1時間その仕事をして、時間が経ったらとりあえず休憩。もうちょっと続けられるなと思っても、とりあえず休憩です。で、次の1時間はまた別の仕事をする。このスタイルで働くと、その1時間の中での仕事密度も高まるし、結果として1日のアウトプットも充実するような気がします。

なるべく短時間で、いい意味で楽して、密度の高い仕事時間をすごしたいなと思うばかりです。

2ヶ月前からインストールはしてあったSleipnir2ですが、やっと本格移行しました。

インクリメンタルなページ内検索とか(先代Sleipnirの検索はIEデフォルトのものでかなり不満!)かなり魅力的なバージョンアップだったんですが、唯一の不満がお気に入りリストのショートカット。先代Sleipnirでは、お気に入りメニューを開くと、そのタイトルの最初のアルファベット(既出の場合は2番目、3番目)が自動的にショートカットになっていました。こんなふうにです。

sleipnir

このおかげで、Altキーを使ってキーボードだけでお気に入りメニューを開き、サイトを選択することができました。

ただSlepinir2ではこの機能が無くなっている!お気に入りを開いてサイトを選択するのに、カーソルキーを使うか、さもなくばマウスを使わなくてはならないのです。これは耐えられん…とおもっていたのですが、どうやらタイトルの一番最初の文字がアルファベットであれば、その文字がショートカットとして機能するようです。なので、自分でお気に入りリスト中のタイトルを編集してみました。こんな感じで。

sleipnir2

これで何とか「キーボードだけでお気に入りサイトを開きたい!」という希望を満たすことができました。めでたく移行完了です!

世間ではFirefox1.5が話題ですが、僕は当分Sleipnirだなー。

毎日毎日ゲームと言えばウイイレばかりやっている僕…。ウイイレは毎日やるくせに、それ以外のゲームはほとんどやらないという。ふと思い立って、目に付いたゲームを一つ買ってみました。

いわゆる戦闘機モノです。操作はかなりフクザツ…。というか、本来飛行機の操縦とはこういうものですもんね。まだ1日やっただけですが、思い通りに機体を操作できるようになってくると、かなり楽しいです。しばらくは暇つぶしになりそう。

それにしても去年の10月に発売されたばかりのゲーム(しかも結構話題になったと記憶しています)が、もうこの値段で再リリースされちゃうんですね。

サンタナおじさんの新作です。

オール・ザット・アイ・アム
サンタナ ミシェル・ブランチ ザ・レッカーズ メアリー・J.ブライジ ビッグ・ボーイ スティーヴン・タイラー ウィル・アイ・アム
BMGファンハウス (2005/11/09)

豪華なゲストミュージシャンがずらりと。内容は、いつものノリノリラテンロックな曲と、比較的ボーカルを前に出して聞かせる系の曲と、なんかちょっと勘違いしたフュージョンっぽい曲と…から構成されています。勘違いフュージョンな2~3曲はちょっといただけませんが、全体としてはかなりいい感じです。僕的なベストは、エアロスミスのスティーヴン・タイラーがボーカルで参加している5曲目。まぁ、サンタナの曲と言うより9割がたスティーヴン・タイラーの曲と言う感じになっていますが…。最もいただけないのはメタリカのカーク・ハメットが参加している9曲目。なんだこれ…?なんでこれをカーク・ハメットが?ていうかこいつらギターヘタすぎ?

と若干気になる点もありますが、なかなかおすすめ。

Google Adsense

アーカイブ

なかのひと

なかのひと

2008年9月

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

Profile

大井雄介 / Yuhsuke Ooi
gmail

最近のコメント