2005年11月アーカイブ

雑誌「日経システム構築」を読んでいて、「プロジェクトでの打ち合わせにマインドマップを使った」という人の話が出ていました。マインドマップというのはアイデアをどんどん広げていくための図法で、最近各方面で結構話題になっています。(もっと詳しく知りたい方は、mindmap.jpマインドマップとはを読んでみてください。)

その人が記事の中で、マインドマップを採用した理由として「無意識に、人は会議で意見をまとめようとするから」ということを言っていました。うーん、なるほど。

確かに会議では、誰もが有意義で・本質的で・要点を衝いたことを発言しようとします。そのほうが会議に貢献できる(と思っている)し、何より有能そうに見えるから。ただ何かを「まとめる」というのは、往々にして雑多のものから80%程度の共通項を抜き出してそれに注意を向けさせ、逆に残りの20%から意識をそらさせることだったりもします。それが有用なこともあるでしょうが、自由なアイデアの展開を阻害する要因にもあるわけで。

実際にマインドマップを使うかどうかはさておいても、安易に何かをまとめようとする誘惑に負けないこと、そして自分や他人の発想を自由に展開させようとすることをもう少し意識するだけで、何かが変わりそうな気がします。

僕は新聞を読みません。その代わり、ネットのニュースサイト(日経とか朝日とか)は一応毎日開いて、ざっとヘッドラインを眺めます。テレビは好きですが、毎晩必ずニュースを見れるわけではありません。一週間分のニュースをまとめた情報番組(ブロードキャスターとかサンデージャポンとか、EZ!TVが終わっちゃったのは悲しい…)はできるだけチェックするようにしています。雑誌は結構読みます。月刊のフォーサイトは定期購読してて、週刊モノでは日経ビジネスやAERAを時々買います。

新聞を読んだり、毎日テレビのニュースを見ていると、「情報って一日単位でアップデートするものだ」という意識に、知らぬ間になっています。確かに、たとえば金融マンなら毎日日経新聞を読まなきゃいけないでしょうが、僕を含めほとんどの人は毎日毎日新聞を読む必要って実はそんなに無いんじゃないでしょうか。

僕としては、情報のアップデートの単位は一週間で充分なんじゃないかと思います。週末に一週間分サマライズした情報をインプットすることができれば、そっちのほうが断然効率が良いですよね。24時間という時間から、新聞やテレビのニュースで毎日毎日30分とか1時間を奪われるのって、かなり非効率というか時間を圧迫していると思うのです。その日のうちに知らなきゃいけないような超重要ニュースなら、イヤでも耳や目に入ってきますしね。

で、僕的に激しくキボンなのが「週刊新聞」です。一週間分の新聞をまとめた新聞。AERAとかみたいな雑誌ノリじゃなくて、普通の新聞と同じノリで新聞社が作った週刊新聞。あったら絶対購読します。出せば売れると思うんだけどなぁ…。週刊日経新聞とか、出ないかなぁ…。でも出したら普通の日刊新聞が売れなくなるだろうから、やっぱりどこも出さないだろうなぁ…。

今日発売の日経ビジネスに、トヨタの最高級ブランド「レクサス」の話が載っていました。

僕は今まで「レクサス」という戦略に懐疑的でした。「親ブランドよりも高級な方向に新ブランドを展開する」のは難しいだろうなって、誰でも思いますよね。「手が届かなかった高級ブランドに手が届くようになった」のなら欲しがる人は多いだろうけど、「今まで安く買えていた製品が急に高級ブランドの顔をしはじめた」としても、そこに純粋に高級感を感じられる人は少ないでしょう。(もちろん、前者の戦略にも元ブランドの価値を毀損するというリスクはあるわけですが。)

でも今回の記事を読んでトヨタの本気度を知り、レクサスちょっとスゴイかも、と考えを改めました。単に「名前を変えて価格を上げた」と思われないためのトヨタの努力は相当なものです。たとえば車の装備にしても、「レクサスの車はこの基準をみたさなくてはいけない」というルールがあるのは当然として、「トヨタの車ではこれをやってはいけない」というルールも作られているのだそうです。たとえば木目のハンドルは、レクサス専用でトヨタ車に装備するのはNG。徹底した差別化ですね。また、レクサスのお店にオーナーが行くと、入り口でドアマンが「いらっしゃいませ、○○様」と言って迎えてくれるのだそうです。このカラクリですが、店の駐車場にETC読み取り機が設置されていて、客が駐車場に入ってきた瞬間に、営業担当の携帯にオーナーの来店を告げるメールが飛ぶのだそうです。「じゃあETCがついてない車は?」と思ったら、レクサスには全車ETC標準装備なんだそうです。すごい、徹底してる。

本屋さんのビジネス書コーナーに行くとたくさんつんである「ブランド戦略」本、いままで一冊も読んだことなかったですけど、読んでみようかな。なかなか面白い世界かも。

僕の今使ってる携帯は、ドコモのSO506iC。大画面が常に表に出て、とても便利です。普通の折りたたみ型にはもう戻れません。

でもこれ、いわゆるMOVAという前世代仕様のシリーズなんですよね。ただ僕としては、特にFOMAの新機能に魅かれるところはないんで、特に不便は無いんですけど…一点を除いては。

このドコモのMOVAって、複数のあて先やCCが設定されたメールを受け取ったときに、自分以外に誰があて先やCCに入っていたか、見れないんですよね。だから、当然「全員に返信」もできない。たとえば「みんな飲みに行かない?いつがヒマ?」的なメールを受け取っても、そのメールが自分以外の誰に送られたのかわからなくて、結局送信元にしか返信できないわけ。複数のあて先に「送る」ことはできるんですけどね。これがFOMAなら、ちゃんと自分以外のあて先も見れて、「全員に返信」できるんですよね。

これって、別に3G(私語かな…)な機能でもなんでもなくて、「メール」である以上最低限備えていてほしい機能なんですよね。まあそんなことブツブツ言っててもしょうがないので、この機能のためだけにFOMAに機種変更してもいいなぁと思う今日この頃。ソニーエリクソンが、506iCに近いカタチのFOMAを出してくれたら、すぐに飛びつくのにな。

先日のインド旅行のときに撮ったデジカメ写真をプリントしようと思い、街中の写真屋さんに「1枚いくらですか?」と聞いたところ、「1枚30円です」とのお答え。んんん、意外と高いのね。100枚頼むと3,000円になっちゃう。

で、ネットで色々探してみたところ、一番安そうだったここに出してみました。

DPE宅配便

ここは1枚13円でしかも送料無料。FTPでJPEGファイルをアップロードすれば、2~3日後にプリントされた写真が郵送されてくるという流れ。実際今日届いたんですが、なかなかキレイにプリントされてました。

先日、法事で親戚が集まったときにみんなで古い写真を見てワイワイ騒ぎながらふと思ったんですけど、やっぱり写真はプリントしないとダメですよね。今までデジカメで撮った写真ってパソコンの中に塩漬けにしっ放しだったんですけど、これからはコマ目にプリントしていこうと思います。

僕が唯一聞いているポッドキャスト、Enlish Vitaminです。

English Vitamin Podder

1回数分の英語の会話で、レベルは(僕には…)結構高め。2~3回聴けば大体聞き取れますが、どうしても聞き取れなかった単語やフレーズは、Webサイト上に全文のスクリプトがあるのでそこで確認できます。オススメです。

ググってみたら、こんなのも発見。こっちは日本語のトークがメインで、教育テレビの英会話番組に近いノリです。

eChat Vancouver

「国盗り物語」「太閤記」に続く、司馬遼太郎の戦国時代三部作の第三作、関ケ原をやっと読みました。

関ヶ原〈上〉
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司馬 遼太郎
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関ヶ原〈中〉 関ヶ原〈下〉

「国盗り物語」は織田信長と斉藤道三、「太閤記」は豊臣秀吉、というようにそれぞれ「英雄」を書いた話だったので、今回の「関ケ原」も石田三成と徳川家康の物語なのかと予想していたのですが、それよりもむしろ、東軍と西軍どちらにつくか迷う日和見主義の武将たちに焦点が当たっていました。今の社会で僕らが目にする「ずるさ」「いやらしさ」は、400年前の戦国時代でも全然かわらないのだということがよくわかります。

今まであまり読まなかった歴史モノですが、少しずつはまりそうな予感。そしてそれに伴い積読量も増加しそうな予感。やばい。

昨日(11/17)創刊された「クーリエ・ジャポン」という雑誌を買ってみました。

「世界は日本をどう見ているのか」「日々起こる世界中のニュースを、海外の現地メディアはどう報じているのか」。クーリエ・ジャポンはこの双方向の視点をコンセプトに、フランスの週刊誌『クーリエ・アンテルナショナル』と提携。全世界1000メディア以上の有力メディアから記事を厳選し、日本の既存メディアが伝えない情報を月2回お届けします。
ノリ的にはNewsWeekとかに近いかな。でもNewsWeekよりは微妙にハイソな感じかも。この創刊号にはニューヨークタイムズによる村上春樹のインタビューが掲載されていました。普通の日本の雑誌で、村上春樹がインタビューにこたえるなんていうことはちょっと無さそうですから、これは貴重ですよね。

毎号買うことは無いと思いますが、僕の「電車で読むものが無いときにキオスクで買うかもしれない雑誌」リストに加えようと思います。

今年最後の代表戦である対アンゴラ戦を見に、国立競技場へ行ってきました。結果は、試合終了間際の松井大輔のヘディングでとった1点で1-0の辛勝。まぁ、とりあえず勝ってくれてよかった。

でも内容的にはほんとに退屈な試合でした。FWに決定力が無いのは相変わらずだけど、自慢のはずの中盤があんなにモッサリしてちゃあ困るなぁ。ボランチの上がりも全然ないし。あと駒野。動かなきゃいけない場面で足が止まっていることが、あまりにも多すぎる。

そしてなにより、中村と中田までもが退屈なプレーに終始していたのはとてもショックでした。もう本番は来年だよ~。頼むよ!
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11月6日から11月13日までの1週間、インドに行ってきました。いわゆる一人旅というやつです。ニューデリーに入って、ジャイプール(風の宮殿やアンベール城)、アーグラー(タージマハール!)、ヴァラナシ(ガンガー、いわゆるガンジス川の街)を回ってきました。

いやー、覚悟はしていましたが、予想以上にショッキングなところでした。すべてが日本とは全く違う世界で、ほんと頭がクラクラすることばかり。とりあえず疲れた…。インド経験者は「きっとまた行きたくなるよ!」と口をそろえて言いますが、僕はまだそんな気分にはなれません…。

でもやっぱり、旅(≠旅行)はいいですね。刺激を受けるし、いろいろ学びます。

taj.jpgganger.jpgganger.jpg

書店のポップやら帯の広告文がかなりすごかったので、読んでみました。

99%の誘拐
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岡嶋 二人
講談社 (2004/06)
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なんというか…。どこで盛り上がればいいんだ?特に「この部分が不満!」というのは無いんだけど、どこに面白みを出そうとして書かれたのか、全く理解できない。えらい売れてるらしいけど、僕にとっては凡作でした。

フォーサイト11月号の梅田望夫氏のコラム「シリコンバレーからの手紙」を読む。梅田さんは『(フォーサイトの)六月号巻頭「ウェブ社会『本当の大変化』はこれから始まる」で詳述した「大変化」に対応する原則として』7つの項目を提示されたのですが、7つの項目のうち『最も訴えたかったポイント』として、『新しい現象に対して「古い感覚を総動員した理論武装」で戦うな。』を挙げていました。

これまでリアル世界で活躍してきた既存の世代は、これまで蓄積してきた知識や成功体験、そしておそらく(これは僕の個人的意見ですが)「ネット」に対する「リアル」の優越感から、『ネットの世界の新しい現象を、どうしても何かのアナロジーで考えようとするのが習い性になっている。』。

そういった世代の人々に対して、梅田さんはこう提言します。

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