一両目の「真実」

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2005年4月25日 福知山線5418M、一両目の「真実」

「あの」電車の一両目に乗っておられた方の手記です。

なんとなく、右にいた男の人の手を握りしめ、「がんばろでぇ~」と声をかける。これは、その男の人のためと言うよりは、多分に自分で自分を励ますためであった。しかし、その男の人がすでに息絶えており、暖かく感じたその人の手は、私の体温によって暖められただけであると解るまで、少なからずの時間を要した。その人の返事がないことで、すぐわかりそうなものではあるが、精神的に平常状態でなかったのだろう。
やはり皆が心配しているだろうなと気になって、これもレスキューの人にお願いして、携帯電話を借りようかとも考えた。しかし、今のところ、レスキューの方が何時間も作業をしてくれているのに、挟まれている左脚が抜ける気配はまったくない。もし電話して生声を聞かせたのに、結局助からなかったでは、電話を受けた相手が後で気持ち悪くなるだけだ・・と妙な思考が働いて、救出されたらすぐ連絡をお願いすることにしようと思い直した。

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コメント(1)

書いてる人と、一緒に笑って泣いて、怒って(JRに!)って
感じ。
この人、やっぱり関西の人っていうか、こんな極限状態でも
キリキリしてるところがなくて、どーーんと構えてる。
レスキューの人達もやっぱすごいわ!
お医者さんはウケル。。
今だからこうやって書けるのかな。。。
たくさんの人がなくなったんだよね。
この人の言う通り。今日のラッキーアイテムなんて関係ない!
自分がどうなるかなんて、誰にもわからないんだよね。
奇跡的に助かった人は、まだ死ななくてもいい!
って何かの力に守られたんだと思うよ。

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