IT Media ニュース『「Passportとは違う」――MSのInfoCardはLinuxでも動く』
MSのオンラインID管理システム「Passport」に代わる「InfoCard」の話。
同様に、欧州ではPassportのデータがMicrosoftのサーバに保管されるという点に対して不満の声が上がったと同氏は語った。InfoCardは、キャメロン氏いわく「多元」「多様」なやり方で運営することでこの問題を回避しようとしている。つまり、同ソフトはさまざまなOS上で動作し、そのデータはユーザーにとって理にかなった場所に保管されるということだ。
そういう問題なのかな?情報がどのサーバにあるのかとか、そういう瑣末な問題ではなく、もっと根本的な問題なんじゃないのかな。
今日、たまたま僕は知り合いから相談を受けました。彼女はコンピュータについては全くの素人なのですが、「MSN Webメッセンジャーを一度使って以来、Hotmailを開くと勝手にWebメッセンジャーが開くようになった。勝手にメッセンジャーが開いてオンラインになったりするのが、すごく気持ち悪い。」と。一度Webメッセンジャーを開くと、Hotmailの設定において、Hotmailを開くと自動的にWebメッセンジャーにサインインするようになっているのです。
Passportの問題は、結局ネットサービスのシングルサインオンシステムというのを必要としていたのはMicrosoftであり、ユーザーは特に必要としていなかった、ということだと思うのです。これまでMicrosoftは、ユーザーの半歩先を行くテクノロジーでユーザーを新しい世界に「導く」ことでPCの世界を進化させてきて、それはすばらしいことだと思うのですが、Passportに関してはMicrosoftのオモチャでしかなかったと言っても言い過ぎではないでしょう。InfoCardに求められるのは、情報が配置されるサーバや、ましてやLinuxで動くとかそういうことじゃなく、このInfoCardがユーザーにどんな世界を見せてくれるのか、です。それも、かならずしもコンピュータに詳しいわけではないユーザー、つまり大部分のユーザーに対して、です。パワーユーザーにとっては便利な機能でも、普通のユーザーが理解できずに「気持ち悪い」と思うような技術じゃ、意味ないですよね。
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