国盗り物語

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司馬遼太郎の「国盗り物語」を読みました。

国盗り物語〈1〉斎藤道三〈前編〉
国盗り物語〈2〉斎藤道三〈後編〉
国盗り物語〈第3巻〉織田信長〈前編〉
国盗り物語〈第4巻〉織田信長〈後編〉

この「国盗り物語」は斎藤道三と織田信長の時代を描いたもので、「太閤記」や「関ケ原」とあわせて三部作と呼ばれるもののひとつ、だそうです。実は今まであまり歴史小説(特に和モノ)は好きではなかったのですが、やせ我慢で読んでた「ローマ人の物語」が思いの外面白くなってきたときに、たまたま友達がこの三部作を借してくれたので、ここはひとつ和モノの歴史モノも食わず嫌いせずに読んでみるか、と思い手にとったわけです。

思ったよりも読みやすく、かなり楽しんで読めました。道三や信長、光秀の人間臭さが丁寧に描かれていて、歴史の授業でしかしらなかった彼らのことを、現代小説の登場人物と同じように、身近に感じることができます。ただ、この手の本の感想でありがちな、「彼らの考え方や生き方からは、現代に生きるわれわれも学ぶことは多い」という意見には、僕は反対です。

定常的に戦争をしていた時代に生きたカリスマの姿を、デリケートでより成熟した時代である現代において求めることは、ちょっとナイーブ過ぎるんじゃないかと思います。より大きな視点での「歴史」から学ぶところは、とても多いと思いますけどね。

「太閤記」「関ケ原」も楽しみです。

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コメント(2)

>定常的に戦争をしていた時代に生きたカリスマの姿を、デリケートでより成熟した時代である現代において求めることは、ちょっとナイーブ過ぎるんじゃないかと思います。

僕も同意ですね。
あのクラスの武将が現代にいたら、とんでもなく凶悪なギャングになってると思いますよ。
山口組とかより凶暴で、裏から政府を操ってアジアと戦争始めたりするような。

amerioさん:

コメントありがとうございます!

>あのクラスの武将が現代にいたら、とんでもなく凶悪なギャングになってると思いますよ。

ほんとそーですね。
ホリエモンが反逆児とか言われてますけど、あの辺の極悪大名どもに比べれば、はるかに常識的ですよねえ。

現代に生まれた道三系とか信長系な人たちはどういう人生を送るんだろうと僕も思ったんですが、なるほど、山口君ちの人たちになったりするのかぁ。納得です。

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