アジアの強豪、世界の弱小

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ワールドカップ最終予選 日本 2 - 1 イラン

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お互いすでにW杯出場が決定しているなかでモチベーション的に難しいところもあるし、海外組がいないし、個人レベルではイランにはかなり水をあけられているだろうという状況から、正直あまりいい試合は期待していなかったんですが、思いのほか面白い内容といい結果が見られました。

アレックス、小笠原、遠藤あたりからディフェンスの裏にポンポンとロングボールが出て、そこに玉田と大黒が運動量豊富に走りこんでいました。ゲームを展開させる動きが一切なかった東アジア選手権とは段違いでした。

ただそれも、イランというある意味格上の相手が、ディフェンスラインを上げて挑んできてくれたからこそ、作れた展開だといえると思います。北朝鮮や中国、そして東南アジアの国々など、明らかに格下の相手がガチガチに引いてきたとき、中盤からゲームを展開させれるような可能性を今日の試合から感じられたかというと…僕には感じられませんでした。

中村・小野・中田が揃った日本は、アジアでは圧倒的な強豪ですが、やはり世界では弱小チームです。そしてアジアで戦うときと世界で戦うときは、おのずと違う戦い方が要求されます。その両方の力を同時に磨くのは難しいでしょう。今までの戦いを見る限りでは、日本は強い相手に胸を借りたときのほうが、いい試合をしてくれるような気がしますが…。いずれにせよ、日本のレベルアップには、アジア全体のレベルアップが欠かせないな、と痛感した次第です。

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