週間!木村剛『マスコミの中国報道を鵜呑みにするな!』を読んで思う。
やっとひと段落した感のある中国の反日デモ関連ですが、この騒動を通じて僕が一番気になったのは、日本の国内メディアの姿勢がどれも似たり寄ったりで、しかもその姿勢はストーリーとしてとてもわかりやすい(言い換えれば単純すぎる)ものだったこと。
ショッキングな映像を繰り返し流し、視聴者の興味(怒り)を喚起する。そして、同時に「自国政府への不満に対するガス抜き」「日本への憧れの反動」など、日本人の優越感をくすぐる解釈も提供。もちろん、実際にショッキングな出来事であったわけだし、ガス抜きや反動という解釈も十分納得のいくものではあることは紛れもない事実。ただ、そもそもほとんどすべてのマスメディアは営利企業であり、報道番組も視聴率を稼ぐことを目的としているという意味で、ドラマやバラエティと変わらないんだなということを、改めて思い知らされました。
「中国には自由な報道が無い」と言われますが、横並びの報道を繰り返し見せられる日本人も、国際的な視点で自国を相対化した報道に接していないという意味では、あまり大差は無いのかもしれません。
今回の反日デモのような、日本が当事者となり、かつ国際的にも大きな問題となるような事件の際には、僕は海外のニュースサイトをざっと眺めることにしています。
The New York Times
Financial Times
International Herald Tribune
人民日報
朝鮮日報
日本で大問題になっていることが海外では全く無視されていたり、逆に日本で全然話題に上らないことが海外でとりあげられていたりして、とても興味深いです。
あと、アメリカのニュースサイトを読んでいてい痛感するのは、アメリカというのは本当に内向きの国なんだなということ。国際なトピックの比率が低いこと、そして国際なトピックもあくまで国内問題として扱われる風潮。あくまで印象ですが、とても強く感じます。
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