NDO::WeblogにSolaris 10 for x86というエントリーがありました。
これだけ PC サーバーがコモディティ化してきている現状で、巷の企業がこぞって SPARC プラットフォームを買い漁るなんて状況は想像もできません。Linux と比較されるべきは SPARC 版 Solaris 10 ではなく x86 版のそれ。x86 版の Solaris 10 を見た場合、やっぱりデバイスドライバの対応状況とかその辺がキーポイントかなあ。あとは、Oracle を始めとする商用のミドルウェアが x86 版 Solaris をサポートするかどうかとか。カーネル 2.6 を搭載した RHE も出荷されはじめましたし、無償で Solaris 10 をリリースとは言っても、市場の状況はかなり苦しいと思います。
僕も全く同感です。
Linux/x86やWindowsと比較したSolarisをはじめとする商用UNIXの強みは、やはりOSとH/W(含むドライバ)が同時に提供されることだと思います。商用UNIXの安定性や強力なシステム管理機能は、それによる部分が大きいと言えます。Windowsでもブルースクリーンの大半はデバイスドライバが原因だと言われますよね(Microsoft曰く、ですけど)。
そもそもこのSolaris 10/x86はどのようなH/Wで稼動されることを想定しているんでしょう。Sun謹製のH/Wに載せて販売されるものは、サポートも含めてまぁそれなりの安定度で動くんでしょうけど、それってSunにしてみたら「SPARCが高すぎる」っていってLinuxに逃げ出そうとしている顧客への、単なる値下げによる引きとめ戦略でしかないですよね。一方、他のH/Wベンダーが提供する機器でSolarisを動かそうとした場合ですが、Sun以外の各ベンダーがどれだけSolaris対応をしてくれるかを考えると…あまり積極的な対応は期待できないでしょう。
そもそもH/WとOSが同時に提供される商用UNIXにあっては、OSの値段なんてあって無きが如しなわけで、本格的に利用しようと思えばサポート料金は払わないといけないわけですし、Sunのx86マシンを買ってそこでSolaris 10/x86を動かして更にSunにサポート料金を払うのであれば、単にプロセッサがSPARCからx86に変わって値段が下がった、以外の意味は無いように思うわけです。
Sunは最近Linux対応なんてことも言ったりしていますけど、こと対Linux戦略に関してはSunはことごとくタイミングをはずしているように思います。
このSolaris 10/x86で一番得するのは、僕みたいに「気軽にSolarisをいぢる環境がほしいなー」と思ってる一般人じゃないでしょうか。と言うわけでただいまダウンロード中。日本語サイトにはまだSolaris10はリンクされてないようです。ご興味のある方は英語サイトからどうぞ。
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